ブレイブルー、マジック:ザ・ギャザリングを中心とした、対戦格闘ゲームやカードゲームに関するお話をするブログ。
イベントの告知、カードやデッキ考察等などあれこれ掲載していきます。

2023年11月1日水曜日

【コラム】鳴海ブレイブルー史 part10 やっと知った大会での”優勝” │ Narumi's BlazBlue History



本記事は、別ブログで掲載していた内容をリライトして投稿する内容になります。
ただのローカルゲーセン事情や鳴海の成長記録(?)を思い出語りしている回なので、ラグナ使いもしくはマニアックな格ゲープレイヤーな方のみご覧下さい。

全部ノンフィクションで書いていきますが、記憶違いがあるかもしれませんのでそれはそれで……。



ブレイブルーもついに3作目。
2010年12月、『ブレイブルー コンティニュアムシフトⅡ』が稼働。
スガイのトップを目指し、ラグナの練習を続けていたゼクスラグナにいよいよ転機が訪れる。


『ネシカ』の登場



新たなブレイブルーが稼働した当初、対戦格闘ゲーム界で初めての出来事が起きていた。
ネシカ』という、ネットワークを通じて戦績が残るサービスがスタート。

ゲームセンター側はこのゲームをダウンロード配信にて入手するため、いちいち基盤を購入するという行為が不要になった
地方にとっては非常にありがたいお話かと思いきや、甘い話だけで終わらないのが悲しいところ。
1クレジットに対して通信費が発生するため、昔のゲーム基板よりも薄利になってしまうというデメリットが生じてしまう。
これだけとは勿論言わないが、ネシカによる最新ゲームの稼働が常用化されることによって、閉店するゲームセンターが徐々に出てきたというのはまた別のお話にて。

ここからはプレイヤー視点。
ネシカがあることによってプレイヤー情報を保存することができ、プレイヤーネームが自由に設定できることになったのは非常に新鮮だと思えました。
このおかげで対戦相手の名前を覚えることが簡単にできるようになりましたし、大会に普段参加していない人も覚えられるというメリットがありました。
自由に称号も設定でき、後には公式大会に参加、もしくは優勝すると限定称号が貰えるようになったり。
ちょっとばかりの楽しさが、当時の我々にとっては非常に新鮮でした。

さて、CS2稼働日。この日は休みを取り、朝一番で対戦スタート。
ゲーセンの階段を朝から駆け上がり、新しいラグナに思いを馳せわくわくしながら100円入れたいと思いながら開店を待つというのはなんとも楽しいひとときでした。
早速対戦を開始。そこそこ実力のついたゼクスラグナは連勝に連勝を重ね、続々来る来訪者をなぎ倒していく。
倒せる相手が非常に多くなったことに感動しつつも、やはり成就したいのは大会優勝。
スガイでCS時代大会をやっても、優勝するのはGAME41で優勝するような面々ばかりで、自分が上位に行くことはできませんでした。
今度こそは、今度こそは……!と執念を燃やしていたゼクスがついに……!


来る某日。
日付は正確に覚えていないんですが、スガイにてシングル大会が開催された日。
この日対戦した面々で記憶にあるのは、たぴゅkさんのジンと卜全さんのヴァルケンハインなど。
スガイに常駐するレベルで対戦を行っていると、スガイに来る面々の顔は当然覚えていましたが、逆に大会でしか見ない人との対戦も、ネシカの導入によって簡単に覚えることができるように。
今では北海道勢の上位に位置するプレイヤーも、この頃はまだまだ実力向上の途中であり、ゼクスラグナのめんどくさい動きが簡単に通じる時代でもありました。
(※今じゃ簡単にあしらわれるので困ったもんです)

そんな彼らと対峙して大会でも勝ち続け、いよいよ夢にまで見た(文字通りの)悲願優勝達成!!!!!

夢の中程薄暗くはなかったですし、トロフィーも貰うことはなかったですが、”1人で大会に優勝する”ということだけで心の底から嬉しかったのを今でもはっきりと覚えています。
2009年の2月から始め、約2年で結果を出せたというのは遅いのか早いのかはよくわかりませんが、とにかくめちゃめちゃ嬉しかったのは事実です。

ですが、その余韻にずっと浸っていることはできません。
初めて参加したGAME41での優勝を志している以上、大会参加をここで止めることはできない。
次なる目標は、GAME41のシングル大会優勝!!

そう思って毎月大会に参加しようとするも、薄っすらと自分の中で”とある”心境の変化が起き始めていた。
それを上手くコントロールできていなかった自分が、今となってはただただ悔しさでしかないのですが。

今後参加する大会に関して語る上で必須な”あの”男のお話がいよいよ登場。



次回、”あの”忍者使い編。お見逃し無く。

2023年10月21日土曜日

【2on2大会】ブレイブルーNリーグα 段位限定2on2 │ 24時間生放送イベント





日時/ルール


【日時】
11/10(金)20時
PS版~Steam版の順番で実施。
Steam版開始時間はPS版大会終了後になるため変動いたします。
PS版、Steam版どちらも参加可能です!

【参加登録フォーム】
・PS版→トナメル
・Steam版→トナメル

【ルール】
・キャラクター固定の2on2形式。
・このイベントはPS版、Steam版どちらも参加可能です。
・段位は大会当日時点におけるアーケード、PS、Steamそれぞれのプラットフォームトータルでキャラを問わず最高段位が英雄までの方限定固定2on2チーム戦です。
段位帯が異なる場合はお断りさせていただきます。
・トーナメント表が上のチームがプレイヤーマッチ部屋を作成お願いいたします。
・チーム2名共に勝利したチームが勝ち上がりです。
※勝ち抜きではございませんので予めご認識お願いします。
・先方の申告はトナメルにてお願いします。
・2先のシングルエリミネーション形式。
・ラグ&ボタンチェックはなし。
・1p2pの取り決めは特に無いので入ってきた順。
・ステージはColloseum Silentのみ。
・BGMはEndGazer,ランダム禁止といたします(大人の事情で)。
・対戦プレイヤーは各々生放送していてもオッケーですが、鳴海の部屋放送にコメントできる状態にはしておいていただけますと助かります。
・本戦当日までに、最低一回(それ以上あると大変うれしいです!)は生放送をチームで実施いただき、タイトルに【鳴海の部屋 ブレイブルーリーグ練習配信】を入れてくれる方を基本参加要項とさせていただきます。
尚、どうしても厳しい場合は強制としません。ご協力いただける範囲でお願いいたします。
・回線トラブルによる切断、機器の不調があった場合は再試合(状況再現無し)。
※2度連続して退室となってしまったプレイヤーはその試合敗北とさせていただきます。
・突然のトラブルにより主催者判断で大会進行するケースもございますので予めご了承下さい。
・参加表明は当日19時まで。
・ご質問は鳴海の部屋放送者、鳴海までお願いします。

 



#鳴海の部屋
#ブレイブルー
#BBCF

2023年10月16日月曜日

【イベント】鳴海の部屋 24時間生放送2nd │ 大会・タイムテーブル


イラスト:8さん


日時/タイムテーブル

【日時】
11月10日(金)20時~11月11日(土)23時くらいまで
※途中休憩を挟みます。
※下記タイムテーブルは途中変更になる場合がございます。
※参加募集フォームは別日にお知らせいたします。

【タイムテーブル】
◆ブレイブルーNリーグα 20:00~23:00
・現時点最高段位英雄以下限定2on2。
・トーナメント形式。
・PS版~steam版どちらも開催。
・練習配信のタイトルに【鳴海の部屋ブレイブルーリーグ】を名前に出していただくことを了承いただける方。


◆居酒屋鳴海 今夜も眠れない特別編 23:00~05:00
・Steam&PSプレマ同時並行対戦会。
それぞれ最大8名部屋にします。
・配信仕様の都合上一旦5時〆。

◆喫茶なるみ ランチしながら雑談とキャラ攻略・トレモ会 12:00~13:00

◆オペレーション:N 13:00~15:00
・鳴海or冥王以上の方1名vs.赤段位の方5名。
・ラストの方は2ライフ制。
・1先なので、ターゲット側は一度でも負けたらチーム勝利。
・steam、PS、どちらかパーティが組めたらスタート。
・ディスコード繋いで通話しつつ対戦お願いします。
・鳴海が休憩したくなったら他の人に代わります。

◆ファイトクラブ24時間生放送特別編 15:00~18:00
・最大16組まで(いつもの2倍!)。
進行具合により増減有り。
・配信仕様の都合上一旦19時〆。

◆ブレイブルーNリーグチャンピオンシップ 19:00~
・2on2総当り。
・先着6組まで。
・現時点輝神~天帝のペアのみ参加可能。
・練習配信でタイトルに【鳴海の部屋ブレイブルーリーグ】を名前に出していただくことを了承いただける方。

◆グランドフィナーレ 大会終わり次第



以上のルール、設定等詳細は別日に告知いたします。

#鳴海の部屋
#ブレイブルー
#BBCF

2023年10月3日火曜日

【コラム】鳴海ブレイブルー史 part9 天と地の差を味わう │ Narumi's BlazBlue History



本記事は、別ブログで掲載していた内容をリライトして投稿する内容になります。
ただのローカルゲーセン事情や鳴海の成長記録(?)を思い出語りしている回なので、ラグナ使いもしくはマニアックな格ゲープレイヤーな方のみご覧下さい。

全部ノンフィクションで書いていきますが、記憶違いがあるかもしれませんのでそれはそれで……。



2010年7月。
満を持して発売された家庭用 『ブレイブルー コンティニュアムシフト』
昨年の年末大会以後、中々結果が振るわなかったゼクスラグナを強化する時が来た。




家庭用発売に伴い




家庭用を購入し、ストーリーモードを必死の形相で終わらせると(※CTより分岐は少ないが、何度もループして見せられるハザマのセリフの箇所には流石に堪えた…。)、ランクマに潜り必死に対戦。
実力を上げたこともあり、連勝数を次々と積み重ねていく。

ここから、プレイヤーの実力指数となる“PSR”が登場。
勝敗によって数値が変動するため、勝てば勝つほど上げることができました。
再びランクマに潜る日々が始まりましたが、ここで師匠と再び対峙することに。

自信満々で挑んだ対戦でしたが、その圧倒的な攻撃力と防御力の前に敗北。
やはり師匠、ブラッドカインのコンボは誰よりも高く、ゲージを使ったのにそのゲージを回収し、更にはその溜まったゲージで再びブラッドカインをするというレベルまで既に達していたので手も足も出ず。
少しは差が縮まったかな~と思ったら、ラグナそのものが強くなっていたこともあり余計に実力差を感じましたね。
この時のラグナを知らない方は、CS後期の対戦動画を覗いてみると面白いですよ。減りすぎですから。

ランクマのみならずプレマにも参加させていただき、いつも通り師匠に対戦をお願いし、がっつり対戦。その中でブラカイコンの基礎を学び、大会結果などを伝えたりしました。

すると、師匠からとんでもない話が。ちなみに、師匠はもっぱら家庭用ゲーマーでありアケにはあまり行かない人だったんですが……。

「実は九州一を決める大会がありまして、そこで優勝しました」
ゼクスは思わず叫びました。

ラグナは確かに強くなった。
だが、それ以上にライチとバングの壁は分厚く、アラクネという凶器も未だ健在。
内容を聞くに、決勝はラグナ、アラクネ、ライチの三つ巴戦だったという。
そんな中優勝する師匠……あまりにもかっこよすぎる。

興奮が冷めた後、一気に我に返った。 自分は、まだ何も成していない。

確かに昨年、ランダムチーム戦でありながらも優勝はした。 しかし、一人で優勝というのは一つとして無かった。
GAME41での優勝を一番に心掛けていたので、それを達成しないことには、師匠に追いつけないと思っていました。

ここで、予期せぬ災難が別の形で降り掛かってくることになるとは……。



家庭用シリーズ初のキャラ追加




タイムリリースキャラというのは前作でもありましたが(ハクメンとニュー)、家庭用からプレイアブルキャラクターが追加されたのは初めてのことでした。
令和のご時世では、家庭用でキャラクターが増えるなんていうのはなんも珍しくもないことですが、この頃はゲームセンターからではなく家庭用ゲーム機専用でアップデートが入るというのはかなりの大事でした。

そんな中で登場したマコトとヴァルケンハイン。
その力は、どちらも最凶そのもの。

アーケードでのランクで言えば、上からライチ・バング・ラグナが強キャラとされていました。
ですが、その3キャラを容易く超えてしまうレベルの強さがこの2キャラにはありました。
家庭用で必死に練習をしていた自分のラグナがこの凶悪な2キャラに敗北を味わう度に、愛しさも切なさも心強さも生まれなかった。
ただただ虚無。からの怒り。

「家庭用からの追加キャラだからってこんなに強くていいの!?」
などと叫んでいたわけですが、そんなことを言ったところでどうにもならないので再度虚無。

悔しさをバネに、大会で優勝することを目指してこの頃からスタートしたことは、ランクマだけではなく、プレマをするということでした。
特に、ボイスチャットを使ったプレマによる交流。
こういったことをCT時代では一切やったことが無かったため(なんか、会ったこともない人とプレマ部屋の閉鎖空間でお話するというのがなんか怖かったんですよねこの頃は……)、意見交換しながら対戦できるのは非常に面白い体験でした。

今で言えばDiscordを使って対戦をしている人が主に多いと思いますが、この頃はPS3のプレマ機能の一部をそのまま利用して対戦していました。

そんな中で出会ったプレイヤーの中で、まさかCFになってから出会うことになる人が居るとは夢にも思わず。
この”夢にも思わず”というワードがいつでも出てくるが、本当にここまで続けていると面白いことがたくさんあるもので、その楽しさを感じる度に「ブレイブルーをやっていてよかった」と思えるのです。

今後ご紹介するジークさんの師匠にあたる”ヴェルサス”さんや、現在ココノエを使っている当時ハクメン使いだった”やてん”さん、CFではマイ使いになった”ともれろ”さん(当時ジン使い)などなどの方々も、この頃のボイチャ対戦によって接点を持ちました。

ゲームセンターでの繋がり、ネット対戦での繋がり、それぞれに共通しているのは、”ブレイブルーで対戦したことがある”。
今後、こういった繋がりがどんどん大きなイベントへと続いていく。

その時は些細なことと思っていても、長い期間を置いてみれば、本当に大切なことだったと思えます。
対戦格闘ゲームは、長くやればやるほどいいことがあるものです。
勿論、その裏にある悔しさや難しさはついてきますが、その気持ちを味わってでも続ける価値があったなと、鳴海は思うのです。

ラグナの調整、更に膨らむ新たなプレイヤーとの出会い。
今後、まだまだお話していない、ゼクスと鳴海のお話を綴ってまいります。
それではまた、次回以降に。



次回、CS2編にて。



2023年9月21日木曜日

【コラム】鳴海ブレイブルー史 part8 最高にハイってやつ │ Narumi's BlazBlue History



本記事は、別ブログで掲載していた内容をリライトして投稿する内容になります。
ただのローカルゲーセン事情や鳴海の成長記録(?)を思い出語りしている回なので、ラグナ使いもしくはマニアックな格ゲープレイヤーな方のみご覧下さい。

全部ノンフィクションで書いていきますが、記憶違いがあるかもしれませんのでそれはそれで……。



新たなラグナの強さは何か?
それを引き出すためには何が必要なのか?
答えを求め、ひたすらにゲーセンでの戦いを続けていく中、一人のハザマ使いに出会う。



あのハザマに出会った日




対戦動画を見て強い所を盗む。
この行為は格ゲーを本気でやり込み始めた初期の頃には誰しも通る道だと思います。
ですが、探しても居ないキャラクターは残念ながらいるもので……。

例えばCS時期、レイチェルは極端な弱体化により絶滅したと言っても過言ではないレベルでした。
CTであれ程猛威を奮ったキャラクターも極度の性能低下を見せると、ここまで人が居なくなるのかと、ある意味で勉強になったものです。
もし自分がレイチェル使いだったら、参考にできるプレイヤーがおらず、ネットにアップされる対戦動画を今や遅しと待つしかありませんでした。
ですが、ラグナは溢れ返るように使っているプレイヤーが居たため、真似さえできればすぐに最適化することができました。

こういった側面で強くなっていったことを考えてみると、“自身で何かを見つけ出す力”に関しては人一倍遅くなった(もしくはその力を養うキッカケを得るのが遅くなった)要因とも考えられます。
自身で新しいものを見つけ出すことは、例えキャラ対策やプレイヤー対策が煮詰まったと思っても、別の人の視点を取り入れれば違った対策が生まれることもある。

そういった力が、対戦格闘ゲームにおいて非常に重要なファクターであるのは、歴戦の猛者を見ていれば周知の事実。
その思考と、対策を常に考え続けることのできるプレイヤーが身近に居たにも関わらず、この時期でそれに気づけなかったことは自分のことながら勿体なかったと思いますが後の祭り。

ある日のGAME41大会。 一人のハザマ使いが、野試合であらゆる者を蹂躙していた。
プレイヤーネームはのぜ。 後に、全国覇者となるハザマ使いですね。

スガイにもハザマ使いは数人居りましたが、ゼクスラグナは負けることこそあれど負け越すことは絶対になかった(という思い出補正。絶対負け越している時はあったと思いますが、それくらいの気概でした)。
しかし、この男のハザマは容易く倒せるものではなかったからこそ痛烈に印象付けられたわけです。
高いコンボダメージ、邪悪の極みであるウロボロスの派生。
CT時代の悪夢(ν-13)が復活しそうになるレベルで、のぜハザマは驚異に感じられました。
この頃、ゼクスラグナはまったくといっていい程勝ちをもぎ取ることはできない状況が続いていたのです。

しばらくの間このハザマに苦しめられることになりますが、逆に助けられるシーンも出てくるですから、対戦格闘ゲームを長く続けるということは面白くもあり不思議な展開になるなぁと。

ちなみに、この時抱いていたゼクスの心境は、”殺意”。



ついに訪れた瞬間




のぜハザマと対戦した衝撃からそう遠くない日。
年末頃に行われたマキシムヒーロー店のブレイブルー大会。
最初にランダム2on2を行い、その後は紅白戦。

なんと、一つのイベント参加者で70名を超えるという、今ではまったく考えられない規模の大会となっていました。
※遠征者は含まない。北海道勢のみ!!
CTから始めた人、ギルティの流れでブレイブルーをやっている人、CSからブレイブルーを知って始めた人、それぞれが一同に介して参加したイベントでした。

ランダム2on2なので、くじで相方が決まりチームを組む。
この時の相方は元々ギルティプレイヤーであるTADさんでした。
CT、CSでライチを使い、ここまでの作中でほぼほぼ勝ちを拾ったことが無い方とタッグを組むことに。
更にこの時のCSライチは群を抜いて最強クラス。
非常に強力になったラグナをも超える強キャラなのに、強いプレイヤーが使ったらそれはもう手がつけられないに決まっている。
そんなこんなで奇跡的にTADさんとチームを組めたゼクスラグナ。

途中経過は朧気なので、相手が誰だったのかまでは思い出せませんが、一回戦から決勝戦までの間、二人共一度も敗北することはなかったので、お荷物のまま終わることはなかったと思います。

準決勝の相手はキョージュカルル&のぜハザマ

「なんてことだ……もう終わりだ……」

当然そんなことを口にはしちゃいませんでしたが、のぜハザマが相手チームに居たことはゼクスにとってかなりの絶望感。
TADさんも「こりゃ無理ですね」なんて軽く笑って見せた。

初戦はキョージュカルル。たどたどしく使えるようになったブラッドカインコンボを決め、なんとか勝利。この時点で大分嬉しかったのだが、続いて出てくるのはのぜハザマ。
早稲田式のため、プレイヤーは交代しTADさんとのぜさんの対戦。

すると、「こりゃ無理ですね」と言っていたTADさんがあっさりと勝ってしまう。
恐るべし……。

強敵を超えた勢いのままに、そしてチームの強さも相まって、ゼクスラグナ、


対戦格闘ゲームの大会で初優勝!!!!!


チーム戦ですから相方さんの力が大きかったのは当然なのですが、やっぱり底なしに嬉しかったのを今でも覚えています。本当に嬉しかった。
ミウさんやあさひさんにも「おめでとうございます!」と言っていただけたことも、なんかこう自分のラグナを少しでも認めてもらえたんじゃないかっていう嬉しさもありましたし。
とにかく嬉しかった。多分TADさんに二、三回は握手を求めていたと思います。めちゃしつこいと思いつつ圧倒的感謝。

それだけじゃなく、優勝したことによって初めて声をかけてくれた人たちも居て、話せるプレイヤーさんの幅が大きくなりました。
あまりにも嬉しく、あまりにも楽しく、スガイで頑張ってきたことが実った瞬間かなーなどと思いつつ、最高な気分で帰宅したゼクスでした。
この時の興奮は未だに忘れられませんね。



はてさて、そんな中遠方に居る師匠はどうしているのかというと……。
更に高みへと登っているプレイヤー達との出会いが、ゼクスラグナに影響を与えることになる。



次回、CS家庭用編にてお会いしましょう。



2023年9月19日火曜日

【コラム】鳴海ブレイブルー史 part7 ニコ動で投稿されはじめた頃 │ Narumi's BlazBlue History



本記事は、別ブログで掲載していた内容をリライトして投稿する内容になります。
ただのローカルゲーセン事情や鳴海の成長記録(?)を思い出語りしている回なので、ラグナ使いもしくはマニアックな格ゲープレイヤーな方のみご覧下さい。

全部ノンフィクションで書いていきますが、記憶違いがあるかもしれませんのでそれはそれで……。



新たなバージョンにて大会に挑むゼクス。
実力は間違いなく向上していたが、優勝するというのはそう簡単では無かった。



GAME41へ行くという行為も、半年以上通い詰めれば然程珍しくもなく、その頃になると知り合いのプレイヤーさんも増えていました。
前回までにお名前を出したメンツしかり、CT時代には現札幌電撃勢で知らない人は居ないであろう、キョージュさんとも話をするくらいには輪が広くなっていった頃。
別の回にて、ゲーセンはある種の実力別で別れてるなんて話がありましたが、スガイで実力が上がったお陰か、マキシムの上位プレイヤーから「スガイでめっちゃやってるヤバイ奴が居る」くらいには思っていてくれたそうです。
(※ちなみにこれは後日知り合ったゲーセン店員Mさんから聞いた話。)

そりゃディバイダーrcディバイダーrcディバイダーをするくらいの奴ですから、確かにヤバイと思われても仕方がない。

負ける人が徐々に減っていく中で、やはり味わいたいのは優勝。 あの日。ブレイブルー大会で優勝する夢を見た日。 それを現実にできるのではないか? ということが、着実に近くなりつつあるのを感じて居ました。

ですが、現実はそう簡単ではないものです。

実際に大会に出てみると、そりゃもう周りは強い人ばかり。
EVOがメジャーリーグだとするならば、ゲームセンターで毎回開催されているような大会というのは言わば草野球みたいなもの、という例えを耳にしたりします。そんな草野球ですらゼクスにとっては修羅地獄と同じ様な場所に等しかったのです。

事実として、世界で優勝するレベルの人たちだってそういうゲームセンターの環境で育ってきたわけですから、ゲーセンで開催される大会で優勝するという価値は非常に意義のあるものとして認識することはなんら不可思議なことではないのです。

「そんなこと言って、ゼクスさん(鳴海さん)は昔からめっちゃ強かったんじゃないすかぁ??」
って疑問に思われる方に、過去のゼクスがこんなもんだったよっていう動画がありますので、是非見てください。
「え、この人も居たの!?」という面々が居るので資料的な意味合いで希少な動画があります。


ご覧になってどうでしたか?この叩かれようですよ。
「今と変わらんやんけ!w」って意見と「ゼクスさんにもこういう時期があったんだなぁ」と思っていただけたかと。

そうなんです、こんなもんでした。
それでも9年近くやってたら、全国大会に出場できるようになるくらいには成長できたんで、諦めずやり続けるといいこともあるもんですよ。

この大会で動画が投稿された後、コメントであれこれ書かれていましたよね。
ゼクスはそれで落ち込むというより、「これが正しいということをいずれコメントした奴に証明してやる」と思ってやっていました。
その結果として今があるので、このコメントを書いてくれた人には感謝ですよね。それが原動力になったわけですから。

ちなみにこのCS時代の大会によって、KDBさん(別の大会で一回戦に当たり敗北。ゼクス、相当なショックを受ける)、ハルさん(実はテイガーを使っていた。今とこの頃じゃ雲泥の差があるくらい実力者になってしまった)、イカメンさん(言わずとしれた北海道蒼トッププレイヤー。この時はまだラグナ。アズラエルが出るまではずっとラグナだったのを皆さん御存知でしたか?)など、今の札幌BB界には不可欠な面々と出会うことになるわけです。
KDBさんに至っては初めて会話したのはKOF13稼働時期でしたけどね。(※当人は恐らく覚えていない)

CTから大会によく参加していましたが、結果が良くない日の方が基本的に多い。
その悔しさを噛み締め帰ったらネット対戦とトレモ。

これの繰り返しです。
ですが、人によって成長スピードというのは違うもの。

気づけば師匠はさらなる高みへと登っていたのを、この時のゼクスは知りませんでした。



次回、CSブラッドカイン編。見逃すな。



2023年9月17日日曜日

【コラム】鳴海ブレイブルー史 part6 新作稼働!! │ Narumi's BlazBlue History



本記事は、別ブログで掲載していた内容をリライトして投稿する内容になります。
ただのローカルゲーセン事情や鳴海の成長記録(?)を思い出語りしている回なので、ラグナ使いもしくはマニアックな格ゲープレイヤーな方のみご覧下さい。

全部ノンフィクションで書いていきますが、記憶違いがあるかもしれませんのでそれはそれで……。



2009年11月。
ついに稼働したブレイブルーの二作目。
この作品で、ゼクスはまた様々な体験をすることになる。

しかし、この時はまだ誰も知らなかった。
CSシリーズだけで、あんなに長く続けることになるとは……。



初のバランス調整




ブレイブルー コンティニュアムシフト

ブレイブルーの二作目となるこの作品で、ハザマとツバキが新規参戦。
各キャラクターも調整され、システム面でも“ブレイクバースト”に変更。
(CTのバリアバーストは本当に使えない。相手にガードされやすすぎるし、バーストしたら否応なしにデンジャー状態。実質負け。)

ラグナの変更点は新技てある“ベリアルエッジ”の追加と、各技の性能強化。
さて、どのように調整されたのか気になるところであったが、稼働日はサークル活動があったため、夕方以降の参戦。
スガイに着くと、対戦待ちの長蛇の列。 全員倒したい!という思いを胸に新しいラグナをいよいよ使うことに。
が、その前に気になってしまった点が二つ。

・システムボイスの変更。
※鳴海はCTシステムボイス至上主義者。次点でCP。
・ラグナのCT4番カラー削除。代わりにCS4番カラーの追加。

若干コレジャナイ感を味わいながらも対戦。 少しばかりゲームスピードが早くなっており、エリアルからベリアルエッジを使い、5D経由で各必殺技締め。
かなり使い勝手が良い。
初戦はラグナ同キャラで自信がありましたが、慣れない新技とその動きがわからず敗北。

その後乱入した友人のクロルは、νが居なくなった代わりに登場したλを操作。
100円入れてλを選んだ瞬間、周りが憐れみを持って乾いた笑いを起こしたのを今でも忘れない。
その意味を、操作したクロル自身に染みたことでしょう。最凶と呼ばれたνのD攻撃が軒並み弱体化し、それ以外の技性能もイマイチと思われた。
トラウマキャラであるνの後継キャラがここまで弱いなら、ラグナの天下が来たのでは!? と心躍らせた日でもありました。

その上が居るとも知らずに……。



稼働後最初の土曜日




当然ながら、朝からのゲーセン凸。 新しいラグナをじっくりと味わっていると、ミウさん・みょんたさん・あさひさんの三名が来店。
まだまだ若かりし頃のゼクス(この頃は本当に若いときだから!!)をさくっと倒し、お昼へ。
やはりインパクトがあったのは、テイガーの新技であるガジェットフィンガー
テイガーに有利なジャンケンを仕掛けられ、あっという間に体力が溶ける恐怖。
今でもあの技の後の読み合いには付き合いたくないですよね……。
それでもしかし、テイガーはやっぱり厳しいということで終わっていったわけですが。

その後、新キャラを使い対戦をする人が現れたため、VSツバキ、ハザマ戦。
特にハザマ戦はウロボロスの強さが目立ち、かなり苦戦。
まーーーーた遠距離が強いキャラ出てきたと憂いながら対戦を進めていましたが、やはりCTを始めた頃よりも実力が格段にアップしていたため、連勝数は20以上。
完全に気持ちよくなった。

これもまた、師匠から教えていただいた賜物だと感謝しつつ、ゲーセンに通う日々。
今度こそ、GAME41での大会優勝を!
という目標を掲げ、CSラグナに慣れるためにひたすら対戦。
この時はフリープレイも開催されていたため、毎度必ず居る黒いラグナ使いとしての認知度が高くなった時期でもあります。
(※CSから始めたライチ使いのドクターさんから声をかけられるキッカケになったのはこのスガイフリプ)

ですが、こうして野試合で勝てても大会では難しいもの。 CS初期の大会参加の様子は次回にて。