ブレイブルー、マジック:ザ・ギャザリングを中心とした、対戦格闘ゲームやカードゲームに関するお話をするブログ。
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2024年7月21日日曜日

【コラム】鳴海ブレイブルー史 part18 オンラインとオフラインの良さ │ Narumi's BlazBlue History



本記事は、別ブログで掲載していた内容をリライトして投稿する内容になります。
ただのローカルゲーセン事情や鳴海の成長記録(?)を思い出語りしている回なので、ラグナ使いもしくはマニアックな格ゲープレイヤーな方のみご覧下さい。

全部ノンフィクションで書いていきますが、記憶違いがあるかもしれませんのでそれはそれで……。


地域対抗戦で得たもの

対戦格闘ゲームのプレイヤーの出会いはどんなゲームでも面白いもので、ゼクスの場合も例に漏れずこういうことをしていなければそんな事態にならんだろう、というような出会いを様々に楽しんでいた。

2014年。
前回記述した地域対抗戦の翌年のこと。家庭用を利用した大会はこの頃あちこちで頻繁に行われていた。
当時ニコニコ動画内における自分のコミュニティでも開催することが多く、そこで、再びあのレリウス使いと出会った。
今や知らない人は居ないであろう、もけもけさんである。
静岡勢として地域対抗戦に参加したレリウス使い。彼とはCPからの仲である。

彼以外にも静岡勢でよく話をするようになったプレイヤーが居る。
ツバキ使いのぴくりさん。
ハザマ使いのヒトトセさん。

彼らと出会ったことによって、更に対戦の幅が広がり、ネット対戦を謳歌することになる。
そんな彼らに加え、CSEXから知り合いになった九州(※厳密に言うと当時山口県に棲んでいたはず)のキョンさんとも交流が深くなったのはこの頃。

ゼクス・ぴくり・キョン・もけもけ
この四人でチームを組んで大会に出ることもあり、快進撃を続けていた時期でもある。

skype(懐かしすぎる)で話をしていた時、ふとこんな話をしていたのを今でも思い出す。

ゼクス「そういえばさ、俺九州に旅行言ってみようと思うんだよね。九州って言っても、福岡だけなんだけど」
もけもけ「えー!なんで言ってくれないの?」
ゼクス「言ってくれないも何もw」
ぴくり「俺らも行くわ」
ゼクス「何その行動力!?!?」

てな具合で、まさかの福岡現地集合。

2014年9月。
ゼクスの一人で福岡旅行は、まさかの複数地域からの遠征旅行へと変わったのである。
(※ぴくり、もけもけ、キョンとはまだ一度も会ったことがない)
この状況下で、気軽に集まることのできるゲームセンターという場所が、どれだけ重要か。
それを、改めて噛み締めることになった。

1日4食のラーメン。
観光も対戦も楽しみ、げろしゃぶ氏とも初対面(顔がうるさいのはこの頃も今も同じ!)。
それだけではない。
ハクメン使いのGacktさん、ラグナ使い(この時は; ;)であった達郎さんとも初対面となった。

あまりにも楽しすぎる福岡旅行。
観光も食事も、そして趣味も楽しめる格ゲープレイヤーは、他の人達よりもちょっとお得ではないかと思えた一幕であった。(ネカフェ、この時初めて使いました)

格ゲーが基本的にオンラインでの対戦が主軸なのは、そもそもゲームセンターという場所自体が全国各地で少なくなっていることが理由の一つだと思います。
それに、100円入れてわざわざ対戦するなんていうこと自体が古い考えになりつつあるのかなぁと思うんですが、ゲーセン育ちである鳴海からするとちょっと寂しい気も。
オンラインもオフラインもどちらかが必ずしも一番ではない、と思った一幕がこの福岡旅行です。

オンラインでの出会いがあったからこそこういう楽しみができた、というレアなケースではあるかもしれませんが、イベントがあればどこかで集まって話をすることができる。
そんなことを気軽にできたのは、オンラインでの対戦ができるメリットを最大限活かした結果だと思いますし、オフで気軽に会えるしわいわい盛り上がれるオフラインの良さも知っているので、皆さんには是非どちらも楽しんで欲しいなというのが鳴海の率直な思いです。



CP1.1では、ひたすらに自身でイベントを開くという昨今の鳴海を知っている人の形態にかなり近い状態になりつつありました。
イベントを開き続けた結果様々な方と出会うことができましたし、それは今でも変わらず楽しめています。

あまりにも短いCP1.1編。
次回より、CPシリーズラストとなるCP2.0編開幕。お楽しみに!





2024年7月2日火曜日

【コラム】鳴海ブレイブルー史 part17 ゼクスから鳴海への転換期 │ Narumi's BlazBlue History



本記事は、別ブログで掲載していた内容をリライトして投稿する内容になります。
ただのローカルゲーセン事情や鳴海の成長記録(?)を思い出語りしている回なので、ラグナ使いもしくはマニアックな格ゲープレイヤーな方のみご覧下さい。

全部ノンフィクションで書いていきますが、記憶違いがあるかもしれませんのでそれはそれで……。


ゼクスから鳴海への橋かけ

全国大会後、『ブレイブルー クロノファンタズマ』の家庭用が発売。 ネット対戦を行う中で、有名プレイヤーと対戦する機会もどんどん増えていきました。
ネット対戦だけではなく、ニコ生を利用して配信を行うことで大会やその他イベントを行い、更に交流が生まれていく。
その中で、たまたまガリレオさんの配信にお邪魔したときのお話。

ガリレオさんは後にアークレボで優勝するレベルのトップライチ使いとしてご存知の方もいらっしゃることでしょう。
今までのネット対戦含めほぼ対戦したことがなかったため、勇んでプレマ部屋に突入。
放送中ということもあり、こがたんさんも同じ部屋に居り、同じく対戦をしていただきました。
ニコ生は皆さんがご存知の通り、視聴者はリアルタイムでコメントをすることが可能です。 誰かはもう忘れてしまいましたが(もしくは知らない方)、ゼクスラグナが対戦中にこんな感じのコメントを残していました。

「今度小説を出版する鳴海先生じゃないすか!」

プレマ中だったし、今みたいにおおっぴらな発表をしていなかったこともあって、それには触れないようにしていました。
ここまでの物語であまり語っていませんでしたが、この頃鳴海は小説を出版することになり、この年の12月に念願の一冊目が発売されることになりました。
そんな鳴海=ゼクスのことをガリレオさんとこがたんさんは掘り下げていただき、あれこれと質問をしてくれたのです。 更には後日パワポでわざわざプレゼンまでしてくれるという異例の事態に。

この頃から、小説の宣伝も兼ねてプレイヤー名を『鳴海悠一』にすることが増えていきました。
ですが、完全に名前を切り替えたわけでなく、気分で変える程度だったので今のように名乗るまではもうちょっと先のお話。
ここまで読んでくださった方は「17話目にしてようやく名前変わり始めたじゃん」って思うかも。
この名前が生まれたお陰で、更にたくさんのプレイヤーに出会えるようになったのは事実。
この様な体験ができたことを考えると、変えて良かったのかも?しれません。

クロノファンタズマ家庭用地域対抗戦

ニコ生主としていろんな大会に参加したり、自分で大会を開催するようになったのもこの頃。
あれこれ交流するうちに、全国各地のプレイヤーとの繋がりがどんどん増えていきました。
家庭用が発売したことで北海道勢にも提案されたのが、家庭用を活用してのオンライン地域対抗戦です。
10名のプレイヤーを選抜し、4つの地域で強いのはどこか? というのを競うもので、こうしたイベントに参加したのは初のこと。

当時参加した地域は北海道、愛知、静岡、熊本。
それぞれの地域で代表を決める方法は自由であったため、北海道勢は大会を数回行い、上位10名を決めるというものでした。 最終的に参加することになったメンバーは下記(補欠込み)。

・ゼクスラグナ
・のぜハザマ
・イカメンアズラエル
・げんぶプラチナ
・おとおとノエル
・みょんたニュー
・ジークバング
・卜全ヴァルケンハイン
・ジョニーアズラエル
・たぴゅkアズラエル
・キョージュカルル

今考えるとこのメンツはヤバイ。よくここまで集まったもんだ…。
CSEXまでの北海道蒼勢は、明らかに本州のプレイヤー達と実力差がありました。
ですが、CPになりのぜ&てぃーあいが優勝する頃には全体レベルが上がり群雄割拠となっていたのを覚えています。
ある種、この頃が一番全員バチバチと火花を散らせながら対戦していたと思うのでそういう面白さもありましたね。同じ地域でありながら全員が優勝目指してめちゃくちゃアケで対戦した頃です。

さて、イベントの初戦は愛知勢。 コイケさんのライチや辻川さんのタオカカなどが跋扈する、これまた魔境。最後の顛末だけ記憶からすっぽり抜けてて思い出せないんすけど、ゼクスラグナはコイケライチ、カルル使いの方(すみません名前覚えておらず)を倒し、その後辻川タオカカに負けたってことは覚えてるんですが、チームとして勝ったんだったかがあまり覚えてない状態で。

続いては静岡。
序盤の方で連勝を進めていたゼクスラグナに立ちはだかったのは、とあるレリウス使いであった。
そのまま勢いで倒せるかと思いきや、あまりにも強力すぎる防御の前に敗北。だが、チームとしては最終的に勝利。

最後に熊本。
げろしゃぶ氏(現ナカシマプロ)率いる10人のメンバー。。
最初の相手はヴァルケンハイン。北海道勢はおとおとノエル。
ヴァルケンに敗北し、とりあえずラグナだしいけるだろうってな具合でゼクスラグナが出場。
そこから勝ちに勝ち、ゼクスラグナが一人で熊本勢を倒す快挙。
流石にこれは気持ち良すぎるドヤ顔。周りから「もう負けろよ」くらいのセリフが流れていたが、お構い無しで勝手に気持ちよくなってました。


かくして、地域対抗戦は北海道勢の優勝という結果で終了。
普段は敵対しているメンバーが味方になると、ここまで心強いと思ったシーンでしたね。
確かどっかにこの頃の写真が残っていたような。
この時期から、通っているゲーセン問わずみんなの交流が盛んになっていったので非常に楽しかったです。

最凶の悪夢

時は2013年12月。
新たなキャラクターがブレイブルーに参戦。
ココノエ。
このキャラクターを待ち望んでいたプレイヤーは非常に多かったはず。しかし、そのキャラクターにどれほどの仕打ちを受けるか、などは考えてもみなかった。

強力無比なキャラクター達との対戦は、CTからシリーズを通して対戦してきたゼクスにとっては、そう驚くことではなかった。
が、このキャラクターはあまりにも強力すぎた。
ハメあり、ダメージあり、無敵あり。
とにかく、強さに強さが重ねられ続けたキャラクターと言っても過言ではない。
「お前のブレイブルーをやってきた数年はココノエの10分に等しい」というワードが出てくるほど。
ゼクスもそのワードに当てはまる一人となり、粉砕され続けた。

あまりにもココノエが氾濫し、かつそれに負けることが多くなった負けず嫌いのゼクスは、いよいよ『強いキャラに乗り換える』を実行しようとしたのだ。
ラグナじゃ勝てない。コイツに勝つのは無理だ……。
そう諦め、ココノエを練習し始めた。

やはりココノエの力はやはり圧倒的。
何十戦とランクマを行っても、容易く勝ててしまう。今まで味わったことのない高揚感。軽々しく、ろくに攻めを考えずともハメていれば勝てる。通常技も強いから苦労しないし、逃げの手段もある。
しかし、100戦を超えた瞬間から、自分がダークサイドにどっぷりと浸かっていることに気付いた。

「この勝ちに、意味はあるのか?」

ふと我に返ったようにココノエを使っている自分に冷め、あまりにも虚しく思えたのだ。
これで勝ったところで、自分にとっての楽しさにはならない。

ちなみに断っておくと、「強キャラを使うな」などと言う気はまったくありません。
要するに、「好きなキャラを動かすのが楽しさに繋がる」という比重が鳴海の場合は大きいだけで、強いキャラを使って勝つのもまた正義だと思いますので、それを否定しようとはまったく思いません。対戦して面白いかどうかは別ですが。

つまるところ自分が一体何が楽しくてブレイブルーをやっているのか?
それは、『ラグナ=ザ=ブラッドエッジ』というキャラクターが好きだから対戦をしてた。
ただ、それだけだったのです。
自分が勝ちたいというのは、あくまでラグナを使っての勝利であって、それ以外のキャラを練習したとしてもすぐに飽きてしまう。2024年になっても変わっていないので間違いなさそうです。

どんなに負けてもラグナを動かせるならそれでいい。
改めてキャラクターをラグナに戻し、黙々と対戦を続けていったとさ。



なんてなことで、CP1.0のお話はここまで。
次回、超絶短いCP1.1編。
お見逃し無く。

2024年5月27日月曜日

【PSのみ】アマギフ争奪戦! 鳴海の部屋ブレイブルー1on1ダブルエリミネーション大会 │ 6/16(日)

event_note5月 27, 2024 editBy narumi forumNo comments





日時/ルール

【日時】
6/16(日)20時~
PS版のみ実施。

【参加登録フォーム】
・フォームはこちらより!→登録フォーム

【ルール】
・優勝者にAmazonギフト券5000円分をお渡しいたします。
・キャラクターは登録時のキャラのみです。
・1p2pの取り決めは特に無いので入ってきた順でお願いいたします。
・ステージはColloseum Silentのみ。
ステージ間違えで進行し勝敗が決定した場合はその勝敗を有効とします。
初戦序盤で気づいた場合はルームに戻っていただきます。
・BGMはBlood PainもしくはBlood PainⅡのみとします(大人の事情で)。
変えて欲しいBGMじゃない限りはそのまま進行。
・対戦プレイヤーは各々生放送していてもオッケーですが、鳴海の部屋放送にコメントできる状態にはしておいていただけますと助かります。
・回線トラブルによる切断、機器の不調があった場合は再試合(状況再現無し)。
※2度連続して退室となってしまったプレイヤーはその試合敗北とさせていただきます。
・突然のトラブルにより主催者判断で大会進行するケースもございますので予めご了承下さい。
・ご質問は鳴海の部屋放送者、鳴海までお願いします。
 




#鳴海の部屋
#ブレイブルー
#BBCF

2024年4月21日日曜日

【コラム】鳴海ブレイブルー史 part16 決戦のゆくえ │ Narumi's BlazBlue History



本記事は、別ブログで掲載していた内容をリライトして投稿する内容になります。
ただのローカルゲーセン事情や鳴海の成長記録(?)を思い出語りしている回なので、ラグナ使いもしくはマニアックな格ゲープレイヤーな方のみご覧下さい。

全部ノンフィクションで書いていきますが、記憶違いがあるかもしれませんのでそれはそれで……。


秋葉原Heyでの戦い

新千歳空港から羽田。モノレールに乗っていざ首都東京。
東京の地へ足を踏み入れるのは三度目のことであった。
(東京へはライブで一度大学時代に遊びに来てました。もう一回は就活の一環で。)

この時、ジークさんの師であるヴェルサス先生のご自宅にお邪魔することになったので、秋葉原ではなく池袋へ。
本番の数日前から乗り込んでいたため、旅行を満喫しつつ(浅草はいいぞ……。)、夜はゲーセンで対戦という贅沢な時間の使い方。
鳴海悠一著、『メールライン』の出版元である“文芸社”本社を訪ねたのもこの時である。 (※この話を入れたのは後々多大な影響があるため)

東京でがっつり対戦をしたことがなかったので、自分の実力の物差しは家庭用しかなかった。
動画で見ていた世界の人々と対戦するというのは、札幌と言えども地方のプレイヤーであるがゆえに、通用しないのでは?という懸念がありました。
ですが、実際に対戦してみるとしっかり技が通る。そりゃ何十連勝もできるとかそんな次元ではありませんでしたが、動画で見たことのあるプレイヤーや、噂に聞く有名プレイヤーと対戦しても勝ちを取りに行くことができたというのは非常に大きな経験でした。
動画で観ていた、ということでどこか「この人には絶対に勝てない」などと勝手に思っていた部分が、実際に対戦をしてみると自分の腕がちゃんと磨かれていたことの証明になったのです。

このことが大きな自信となり、ニコニコ生放送コミュニティであれこれ大きなイベントを開催し、Youtubeでの『鳴海の部屋』での放送へと繋がる経緯の基になっているなと。
ちなみに、こがたんさんとでんぽさんに初めてお会いしたのはこの時の野試合が初でした。
お互いハチャメチャにラグナを押し付けあっていたのは、最高のワンシーンとして心に残っています。

初、全国大会参戦

いよいよ本番当日。ついにこの時がやってきた。
初戦はRYOさんのレリウスと、会長さんのイザヨイでした。
相手のメンバーを見て決めたと言うより、勢い的に自分が先に出た方がいいだろうということで、ゼクスラグナが先方で出陣。対する相手は会長さんのイザヨイ。
この時、生放送で対戦が映されており、札幌のプレイヤー何人が見ていたかはわからないが、この晴れ舞台でいつも通りの動きはできていたと思います。
執拗な中段とディバイダー。
その甲斐あってか、先方戦はゼクスラグナが勝利。
大会での勝利、普段の野試合では味わえない程にめちゃめちゃめちゃ気持ちよかったです。
大将同士の対決はミウジンvsRYOレリウスの対戦。
圧倒的人形力で、RYOさんの勝利。

その後、先鋒大将戦でゼクスラグナvsRYOさんのレリウス。
正直レリウス戦はLeo.さんと対戦していたので自信はあったのですが、敗北。。。

悔しさよりも楽しさが押し寄せてくるなか、同じ北海道枠で勝ち上がっていた”のぜ&タヒチ”ペアの動向を見守ることに。

彼らは、ゼクスなんぞとはまったく違った。さくさくと勝利を収め勝ち上がっていき、気付けば決勝戦まで進んでいる。強すぎ……。
そして、ゼクスはそこで“見た”。 のぜハザマが6Aから蛇翼のコンボルートを決めてしっかり勝つ様を。
北海道勢には衝撃的で、今後長く語られるであろう、のぜ&タヒチペアの優勝
あまりの嬉しさに、その夜タヒチ亭でお酒を呑みすぎて帰りが地獄であったのはこれまたいい思い出である。(※ミウさんもグロッキーになり、新千歳空港に到着してからも、二人はベンチでしばらく動けなかった程。いやー、若い。

自分はまったく結果を出せず、のぜとタヒチは有終の美を飾った。
その場にいた誰もが思っていたことではあると思うが、同じ北海道勢であり大会に参加していたゼクスは、“自分がそこに居れたら…”という悔しさが徐々に押し寄せてくる。

確かに、全国大会という舞台は大きな経験になった。
それによって得たものもたくさんある。
それと同時に、この舞台で勝つことがどれほど難しいかを痛感させられた時でもありました。この経験、本当に貴重なものです。



次回、CP家庭用発売編。お見逃し無く。


2024年4月16日火曜日

【コラム】鳴海ブレイブルー史 part15 新しいブレイブルー、新しいプレイヤー │ Narumi's BlazBlue History



本記事は、別ブログで掲載していた内容をリライトして投稿する内容になります。
ただのローカルゲーセン事情や鳴海の成長記録(?)を思い出語りしている回なので、ラグナ使いもしくはマニアックな格ゲープレイヤーな方のみご覧下さい。

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ようこそクロノファンタズマ


2012年冬。
札幌で非常に珍しいことが起きた。
新作ゲームとの縁もゆかりも無かった地で(言い過ぎ)、ブレイブルーの新作ロケテストが行われた。
狸小路のタイトーステーションにて行われ、普段見たことのないプレイヤーが続々と参加していた。
その期間とたまたま休みが重なったゼクスは、早速ロケテに参加。
新しいラグナのデッドスパイクは、ソルのガンフレイムの如く地面を這い、コンボパーツとして欠かせない存在になった(※CS2以降もそうだけど)。いやはや、CTと比べると出世しましたね本当に。

そして何より! システムボイスがシリーズで二番目に好き!(※CFを含んでも)

そんな体験を経ての稼働。
ブレイブルー クロノファンタズマ

これまた初日に休みが重なり、以前のシリーズ程やる気もなかったんですがとりあえず対戦しにゲーセンへ。
すると、CSEXの頃とは段違いにプレイヤーが参加していたのを今でも鮮明に思い出せます。
この中でnovuさんのアズラエル、アッチャマーさんのハザマと対戦したのが特に印象的でした。やっぱりみんな、新作を待っていたんだという勝手ながらの共通認識を持てたなと感じ、その賑わいに内心喜んでいました。
お昼になると休憩中ののぜハザマが現れ、新たなハザマでも無双し始めた。これも忘れられないんですよ。ぐぬぬ。

「コイツはやはり壁になるのか…。」

これまで散々煮え湯を飲まされてきたので、そろそろ引導を渡してやりたいと思いながらも悲しきかな、敗北。



時間は流れ2013年。
社会の闇に喰われたゼクスがたまにマキシムへ行くと、見知らぬ面々がよく対戦していました。CSEX時点でブレイブルーシリーズもこれで終わってしまうのかなぁという雰囲気がありつつ、どちらかというとギルティギアの新作が出るということもありなんとなーくプレイヤーが分散してしまう時期だったかもしれません。
ですがこのCPでは、CSEX終盤でスガイに居たげんぶさんを筆頭に数々の新規プレイヤーがバリバリと対戦していた。
最初は貯金で戦い勝利を収めていたゼクスラグナであったが、CPのラグナに馴染むほど対戦はできておらず、徐々に負けるようになってくる。
いつもなら負けて悔しさのあまり対戦しようと挑むのだが、その気力さえ社会の闇はゼクスの精神を喰らった。恐ろしきかな社会。

しかし、ある時期を目処に次の会社へ行くことを決意したあたりから、再びゲーセンでの対戦を主軸として休日の時間を使うようになっていきました。
徐々にのぜハザマを倒せるようになってきたゼクスラグナは、対戦を録画してそれを見ながらあれこれ喋るという、感想戦を申し込んだのです。この頃くらいから、今まで勝手に敵視していたのぜさんとは交流を持つようになった気がします。

約3年程してようやく喋ることになるという、ゲーセンらしいコミュニケーション。

動画を投稿すると、少なくともCSの頃よりはお褒めの言葉が多くなっているあたり(とは言っても失笑を買うことの方が圧倒的に多い。)、少しは成長したようにも思えます。
こうした練習もまた、次のステップへと大きく影響を及ぼすことになったのは間違いありmせん。
その大きなステップが、次の一大イベントだったのです。

Braver's Revel 2013


新たな全国大会の開催が告知され、北海道の枠はなんと2つに。
今までは1つしかなかったのに、北海道だけで2つも枠が貰えるとはなんとも奇跡的なことでした。恐らく、それくらい当時の札幌ブレイブルー界隈は盛り上がっていたという証拠でしょう。
相方探しをしようとするも、ぼっちラグナとしてぽつんとしていた頃(もう大体のメンバーが決まっていた)、奇跡的にお声掛けをいただくことに。

なんとこの声掛けに応じてくれたのはCTから対戦していただいていたミウさん。
ラグナジンによる兄弟コンビにてチーム結成。
千歳タイトーステーション予選、狸小路タイトーステーションの二つがあり、ゼクス&ミウ組は最初に行われる千歳タイトーステーション予選に参加。

そこでなんと、なんとなんと! 大会にて優勝!!!

前半はゼクスラグナが奮戦し、決勝でミウさんがきっちり大将の仕事をしてくれました。
まさにチームでの勝利!!

CTからブレイブルーを続けていたラグナ使いが、約4年の時を経てようやく全国大会に参加することになったのです。
この時の嬉しさは生涯忘れることは決して無いでしょう。それと同時に、師匠へ心から感謝しました。あまりにも嬉しくて朝まで全然寝れないという体験をしたのは今まででこれくらいかと思います。

初の全国。まだ見ぬプレイヤーに思いを馳せ、ゲーセンでの練習に励むゼクスであったが、果たして結果は……!



次回、CP全国大会編。お見逃しなく。


2024年4月13日土曜日

【PS/Steam】月間 ブレイブルー鳴海杯 │ 各月最終水曜日開催

  




大会ルール
・開催日時、プラットフォーム:
Steam版 偶数月の最終水曜日
PS版 奇数月の最終水曜日
・参加資格:
ネット回線有線の方のみ。
・特殊ルール:
各プラットフォームで優勝した方は、以下の優先権を得ます。
①大会で負けてもその大会の優勝者と3先をすることで優勝することができる。
②大会に参加せずに、優勝者と3先をすることで優勝することができる。
・試合形式: 1on1ダブルエリミネーション
・ゲーム設定:2ラウンド先取(2先勝負)(Grand Finalのみ3先となります)
・使用可能キャラクター:全キャラクター(好きなキャラクターをご使用いただけます)
・対戦ステージ:Colosseum Silent
・1P2Pの選択はできません。
・対戦中にコントローラー不具合が発生した場合でも再試合は行いません。
・ネット回線トラブルによる試合中の切断が発生した場合、原則各プレイヤー1度まで再試合可能とします。同プレイヤーが2度目を発生させた場合はそのプレイヤーの敗北とします。(再現はラウンドのみ)
・大会参加者数が多かった場合、ウィナーズ、及びルーザーズ側共に試合が配信されない可能性があります。
・大会参加者は、試合に遅れないよう注意してください。試合開始のご案内後、5分経っても参加者が現れなかった場合、その試合は不戦敗とさせていただく場合がございます。
・過度な暴言・誹謗中傷を禁止致します。大会運営側にて悪質と判断した場合は、大会から除名する場合がございます。
・その他、プレイヤーの失格或いはネット接続不備などによるトラブルは運営者の裁量に基づいて決定いたします。上記ルールの遵守をお願いいたします。

・よろしければYoutubeチャンネルの登録もお願いします
Youtubeチャンネル 鳴海の部屋

大会登録フォームはX(@zx_narumi)で掲載します。





#鳴海の部屋
#ブレイブルー
#BBCF

2024年3月24日日曜日

【Steam】WORLD SERPENT CHAMPIONSHIP 2024 日本大会 │ 4/21(日) 20時より

  


大会ルール
開催日時:4/21(日)20時
プラットフォーム:Steam版のみ
参加資格:国籍は問いませんが、日本在住の方のみ

・試合形式: 1on1ダブルエリミネーション
・ゲーム設定:2ラウンド先取(2先勝負)(Grand Finalのみ3先となります)
・使用可能キャラクター:全キャラクター(好きなキャラクターをご使用いただけます)
・対戦ステージ:Colosseum Silent
・1P2Pの選択はできません。
・有線のみ、Wifi厳禁 Wifiを使用していることが判明した場合は失格となります。
・本大会は、日本地域の大会となります。国籍を偽っていた場合は失格になります。
・重いラグ等は運営にDMで報告をお願いします。可能でしたらリプレイも一緒に送っていただけると幸いです。
・対戦中にコントローラー不具合が発生した場合でも再試合は行いません。
・ネット回線トラブルによる試合中の切断が発生した場合、原則各プレイヤー1度まで再試合可能とします。同プレイヤーが2度目を発生させた場合はそのプレイヤーの敗北とします。(再現はラウンドのみ)
・大会参加者数が多かった場合、ウィナーズ、及びルーザーズ側共に試合が配信されない可能性があります。
・大会参加者は、試合に遅れないよう注意してください。試合開始のご案内後、5分経っても参加者が現れなかった場合、その試合は不戦敗とさせていただく場合がございます。
・過度な暴言・誹謗中傷を禁止致します。大会運営側にて悪質と判断した場合は、大会から除名する場合がございます。
・その他、プレイヤーの失格或いはネット接続不備などによるトラブルは運営者の裁量に基づいて決定いたします。上記ルールの遵守をお願いいたします。

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大会登録フォームはこちらより





#鳴海の部屋
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2024年2月17日土曜日

【PSのみ】ラグナ限定ラグナ誕生祭1on1ダブルエリミネーション大会 2024&シンラグナ組み手 │ 3/2




日時/ルール

【日時】
3/2(土)20時~
PS版のみ実施。

【参加登録フォーム】
・フォームはこちらより!→登録フォーム

【ルール】
・メインサブ問わずラグナのみ使用可能です。
・2先ダブルエリミネーションのため、負けてもワンチャンスあります!
・1p2pの取り決めは特に無いので入ってきた順。
・ステージはColloseum Silentのみ。
ステージ間違えで進行し勝敗が決定した場合はその勝敗を有効とします。
初戦序盤で気づいた場合はルームに戻っていただきます。
・BGMはAUTOのみとします(大人の事情で)。
誤って選択した場合、変えて欲しいBGMじゃない限りはそのまま進行。
・対戦プレイヤーは各々生放送していてもオッケーですが、鳴海の部屋放送にコメントできる状態にはしておいていただけますと助かります。
・回線トラブルによる切断、機器の不調があった場合は再試合(状況再現無し)。
※2度連続して退室となってしまったプレイヤーはその試合敗北とさせていただきます。
・突然のトラブルにより主催者判断で大会進行するケースもございますので予めご了承下さい。
・ご質問は鳴海の部屋放送者、鳴海までお願いします。
・大会終了後、シンさんvs.視聴者の方の組み手を行います。対戦したら抜けて、他に新規で対戦する人が居なかったら2週目突入する形で進めます。
大会に参加していない方も、お気軽にどうぞ(※キャラはラグナじゃなくてOKです)。
 



#鳴海の部屋
#ブレイブルー
#BBCF

2024年2月11日日曜日

【コラム】鳴海ブレイブルー史 part14 CSシリーズ最終章 │ Narumi's BlazBlue History



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2011年12月。
3on3で初めて一緒に優勝したゼクス・ジーク・LEO.の3名。
このメンバーで当日を迎え、大会に参加する、はずであった。
あまりにも思いがけない当日になってしまった、学生時代最後の体験談。



これが学生時代最後の大会




ゼクスが2012年4月より社会人として生きていくことになっていたため、学生として参加する大きな大会はこれが最後となる。
社会人になってからシフト制の仕事であることは決まっていたし、こういった大会にもあまり参加できないのだろうと思っての参戦。
師匠にも、「これが区切りのブレイブルーになると思います」とある種伝言のような言葉を残してきたのもまた、これから起きる出来事へのメッセージだったかもしれない。

当日、遠征の人が居るという状況下で、野試合は非常に盛り上がっていた。
その中で、相方の一人が足りない。
ジークさんは居たのだが、LEO.さんの姿が見当たらなかったのだ。
連絡が取れるジークさんに話を聞いてみると、現在LEO.さんは帰省中で、ギリギリの時間に現れるという。

「そうか、後で来るのか。」
と思い、気にせず野試合をしていた。
体調も対戦もバッチリなコンディション。後は相方が揃って、大会に臨むだけであった。

だが、時間が進んでも相方が現れない。
天気を調べてみると、どうやら悪天候。
それが相まってか、出発が遅れているとのことであった。
嫌な予感は的中するのもので、「来れなくなるのではないか」と思っていたことが実現してしまった。

相方が一人欠けた状態での出場。
ぶるれぼは一人からの出場が可能であったため、二人でもエントリーはできた。
だが、心にぽっかりと穴が空いたような状態。

いつものゼクスだったら「一人で全員倒してやる」という気概があった。

だが、この時は虚勢を張れても、対戦は悲惨なものであった。
LEO.さんは基本的に大将を務めることが多く、チームがどれだけ窮地に陥っても救ってくれる役割を担っていた。
先方で勢いのあるゼクスラグナ、中堅にどっしりと構えるジークバング、誰が来ようと必ず勝ちを拾いに行くLEO.レリウス。
このチームを応援していくれていたプレイヤーは他にも居て、LEO.さんが参加できないと知ると、辺りがまるでお通夜ムードになったのを今でも鮮明に思い出せる。

周りのプレイヤーからは、あれだけ熱意を持って練習してきたのに……。という残念でしかないという声がちらほら。
思わず涙しそうになりながらも対戦したが、チームが一人欠ける、ということの重みをこの時初めて知った。
チーム戦というのは、単純なプレイヤーの実力を足していくものではない。
相互に作用しあって、更に大きな力を発揮していくもの。

チーム戦の楽しさを知ることができたのは、この”ぶるれぼ”があったからこそである。

大会が終わった後、なんとか札幌に到着したLEO.さんは我々みたいに暗く重い表情は特に見せなかったが、心底参加したかったと思っていたに違いない。

この記事を見ている最近ブレイブルーを始めた人は、機会があれば是非とも参加してみただきたいです。
チーム戦は、本当に楽しい体験ができると思います。参加する機会があったら参加してみてください。



CPになってからLEO.さんが本州へ行くことになってしまったため、もうブレイブルーであの三人のチーム戦はできないんだろうな、と考えていた。
でも、今でも一縷の望みを持って練習に励んでいる。

いつかまた、あの三人で大会に参加できればいいな、と。

現時点(2024年現在)では非常に厳しそうなところではありますが、こうして鳴海はブレイブルーを続けているし、LEO.さんはギルティで引き続き活躍している最中。
ジークさんはあまり格ゲーをやっていないものの、たまに対戦してもかなり強いのでどうして腕が衰えていないのか不思議なくらい。

一緒に戦える日は無いかもしれないけど、そんなことがあればいいなと、ふとたまに思うことは今でもあります。



最後の節目




社会人になると、趣味に取る時間が極端に少なくなりました。そりゃそうなんですけどね。
目標にしていた大会優勝もおざなりとなり、とりあえず始めたニコ生で軽く対戦をする程度で。
(※北の万事屋という生放送コミュニティができたのはこの時から。これも一応必要な出来事だったなと。この頃から知っている方は、未だにゼクスさん呼びの方が多いですよねw)

家庭用でのらりくらりと対戦していると中、一つの悲しいお知らせが舞い込んできた。

GAME41の閉店

過去記事で記載した通り、GAME41は自身で優勝したいと思ったゲームセンターの1つでした。
ゲームセンターが無くなる、ということを体験したのはこの時が初めてであった。
今の御時世ゲームセンターの経営なんて難しい。なんてことが言われながらもなんだかんだで続いているし、無くなることもないだろう。
そう思いながら、毎月ある大会も準優勝になっても「次があるからなんとかなる」と思っていた。
その”次”が来ることは、一生無くなってしまったのだ。

ブレイブルーの大会に出てから目標であった、『GAME41での優勝』。
準優勝は悲しきかな、二桁台に入るくらいあったというのに、優勝したことは一度も無かった。

2012年9月30日。
GAME41閉店イベント。

この日、ゼクスは働いていた。
ただただ、普通に働いていただけであった。

その時は、「まぁ、ゲーセンが無くなるのはしょうがない」なんて強がっていたもんだが、その後見たGAME41での集合写真。
この写真を見て、悔しさと悲しさがこみ上げてきた。

自分がここに居られなかったという悲しさと、優勝が二度とできなくなってしまったという悔しさ。
やりきれない気持ちのやり場を、この時はどこへ持っていけばいいのかがわからなかった。

ゲームセンターという場所が、例え世間体では悪く見られても、集まって楽しんでいた人たちからするならば、そこは思い出の場所になる。
それを学ばせてくれたのは、他ならぬゲームセンターでした。



NEW HOPE




CSEXの後半、あまりにも立て続けに悲しみに暮れそうな出来事が多かったのだが、新世代に橋かけとなったお話がラストになる。

仕事が休みだったので、久々にスガイへと足を運んだゼクス。
すると、いつもの見慣れたメンバーの中で見知らぬプラチナ使いが居た。

スガイに顔を出せていなかったから知らなかったが、この人はきっとつい最近ブレイブルーを始めた人なんだろうな、と思った。ジークさんはどうやらその彼を知っているらしく、情報をいくつか聞いた。
あまりゲームセンターでは対戦したことがなく、家庭用で多少やった程度だと。

だが、この時の彼の動きは既に特徴的であり、練習さえ積めば自分を超えることなど容易いだろうと思った。

対戦が終わり、用事があるため撤退。
その時「頑張れよ」と声をかけたのがどうにも印象的だったらしく、後に本人からは「あの時のゼクスさんはですね!!!(以下略」などと熱く語ってくれるレベルである。

このプラチナ使いが後に北海道一対戦回数が多くめちゃめちゃやり込んだ強豪プレイヤーになるとは。
更には、全国大会にチームを組んで出場するようになるなんて、この時のゼクスが思うわけもなく。ほんと人生わからないもんです。



楽しさや悲しみを経て、長かったCSシリーズはこの年で最後となる。
次回からはいよいよクロノファンタズマ編がスタート。



【PSのみ】鳴海の部屋 変則2on2大会 │ 3/20(水)






日時/ルール

【日時】
3/20(水)20時~
PS版のみ実施。

【参加登録フォーム】
・フォームはこちらより!→登録フォーム

【ルール】
・2on2のチーム戦ですが、登録時段位制限あり。
1名は過去最高段位が英雄以上、1名は過去最高段位が宗家筆頭以下。
※段位はプラットフォーム問わずの最高段位。
・対戦順番は宗家筆頭以下のプレイヤー同士で対戦し、2戦目は英雄以上の方で対戦。
勝敗が1対1の場合、宗家筆頭以下のプレイヤー同士の対戦をもう一度行い勝敗を決します。
・キャラクターは登録時のキャラのみです。
・1p2pの取り決めは特に無いので入ってきた順。
・ステージはColloseum Silentのみ。
ステージ間違えで進行し勝敗が決定した場合はその勝敗を有効とします。
初戦序盤で気づいた場合はルームに戻っていただきます。
・BGMはBlood PainもしくはBlood PainⅡのみとします(大人の事情で)。
変えて欲しいBGMじゃない限りはそのまま進行。
・対戦プレイヤーは各々生放送していてもオッケーですが、鳴海の部屋放送にコメントできる状態にはしておいていただけますと助かります。
・回線トラブルによる切断、機器の不調があった場合は再試合(状況再現無し)。
※2度連続して退室となってしまったプレイヤーはその試合敗北とさせていただきます。
・突然のトラブルにより主催者判断で大会進行するケースもございますので予めご了承下さい。
・ご質問は鳴海の部屋放送者、鳴海までお願いします。

 



#鳴海の部屋
#ブレイブルー
#BBCF

2023年12月30日土曜日

【コラム】鳴海ブレイブルー史 part13 思いがけないチームメイト │ Narumi's BlazBlue History



本記事は、別ブログで掲載していた内容をリライトして投稿する内容になります。
ただのローカルゲーセン事情や鳴海の成長記録(?)を思い出語りしている回なので、ラグナ使いもしくはマニアックな格ゲープレイヤーな方のみご覧下さい。

全部ノンフィクションで書いていきますが、記憶違いがあるかもしれませんのでそれはそれで……。



ブレイブルー レボリューション 2012


CSEX稼働後、早い段階で公式大会開催が告知された。
それが、『BLAZBLUE REVOLUTION』。
レギュレーションは3on3。

チーム戦は、当然ながら一人でどうこうできるものではない。
斡旋でチームを組むことができるのは、普段ゲームセンターで行われる大会形式だからこそ。
公式大会になると、誰かメンバーを誘わなければならない。
それまでのゼクスは、チーム戦で誰かを誘うということはほぼしなかった(ような気がします)。
知り合いが決して居なかったというわけではないのだが、「チーム戦であっても一人で全員倒せばいいじゃん」をコンセプトにしていたので、誰と組んでも同じだろう、くらいに斡旋でいつも参加していました。今思うとかなりな尖りっぷり。

実質的にランダム制でのレギュレーションしか味わったことが無かったゼクスは、この公式大会開催の話を受けても、あまり高ぶることはありませんでした。

「今回の大会は見送りかなー」

そんな風に思いながら、スガイでCPU戦をやっている最中。
左側から、怪しげな二人組がこちらへと歩み寄ってきたのである。
黒い帽子を被った男と、高身長の怪しい男。

(なんだ!?俺をどこかへ売り飛ばす気か!?)

マフィアに拉致されるのではと畏怖したが、片方はよく見知った顔であった。
そして、もう一人はゼクスアロウンをボコボコにした人物であった。(※part12参照)
プレイヤー名は、"LEO."さんである(※現 IBUSHIGIN ギルティプレイヤーのLEO.さんです)。

「ゼクス、ぶるれぼで組まない?」

LEO.さんからまさかの誘い。
特に誰とも組む気が無かったゼクスだが、まぁいいやくらいな気持ちで「いいっすけど」と返事をした。いや、実は内心かなり嬉しく思っていたかもしれません。
※断ったらどこかへ拉致られると思ったとかゲーセン裏でボコボコにされると思ったとかそんなことはない。

これはあくまで後日残ですが、ジークさんに聞いたらこんな感じの流れだったらしいです。

ゼクス「あの時ってどうして俺誘ったの?」
ジーク「俺とLEO.はチーム組むの決めてたんだけど、もう一人誰にするか迷ってたんだよ。そしたらLEO.が『スガイにヤベーやついるからそいつ誘うわ』って言ったんだよ」
ゼクス「マジかよw 俺は完全にヤクザに囲まれたと思ったw」


練習の日々~3on3にて


チームが決まった後、チームメイトの練習量は尋常じゃないものであった。
例えスガイにジークさんとLEO.さんしか居なくても、延々と二人で対戦する。そこで途中からゼクスが混じって対戦。
自分もかなり対戦していた気になっていたが、二人の対戦回数に比べればまったく少ないと言ってもいいレベルであった。

CSEXの家庭用発売は12月17日とかなり早く、ぶるれぼに向けた練習を家庭用でもできるようになった。
だが、アーケードでの大会はあくまでゲーセンの筐体を利用するため、ゲーセンへ通うというのは必須であった。

2011年12月25日

マキシムにて固定3on3が開催されることになった。
CSEX稼働後に、一度ゼクス・ジーク・LEO.にて3on3大会に参加したことがあるが、takeさんのアラクネに処理され敗退している。
(※takeさんはCS2よりマキシムで猛威を奮った強豪プレイヤーの一人。
アラクネで全国出場レベル。ヤバイofヤバイ。)

日付がクリスマスであることなんざ気にせずブレイブルー。
その日、決勝まで初めて上り詰めた三人の相手は、いすけさん、みょんたさん、みうさんの三人。
なんという札幌ギルティトリオ。

先鋒戦はゼクスVSいすけヴァルケンハイン。
ここは辛くも勝利するも、続いてのみょんたラムダに敗北。
次鋒のジークバングが出ると、みょんたラムダ・みうジンを二縦しての優勝。

これが、3on3チームでの初優勝であった。
この日がクリスマスであることはすっかり忘れて、人生で忘れられないクリスマスになった日であることは、今後の人生においても笑って話せる出来事です。

終わった後、近くのサンマルクでその喜びを存分に語った。
チームとしての雰囲気も実力も向上している中、本番であるぶるれぼを迎え撃つはずだった。
しかし、本番で予想外な事態が起きてしまう。




次回、サヨナラCS編。お見逃し無く。



2023年12月6日水曜日

【コラム】鳴海ブレイブルー史 part12 劇的な対戦 │ Narumi's BlazBlue History



本記事は、別ブログで掲載していた内容をリライトして投稿する内容になります。
ただのローカルゲーセン事情や鳴海の成長記録(?)を思い出語りしている回なので、ラグナ使いもしくはマニアックな格ゲープレイヤーな方のみご覧下さい。

全部ノンフィクションで書いていきますが、記憶違いがあるかもしれませんのでそれはそれで……。



新たなバージョンが稼働し、更に強化されたラグナ。
その力は意図も容易く7000ダメージを出せるほど。
そんな時代の、ゼクスラグナのお話をする前にちょっと寄り道。

ブレイブルー コンティニュアムシフト エクステンド
バージョンとしては第四弾目となる今作。
(※アーケードはCS2のアップデートとして発表されたため、この名称は厳密に言うと家庭用版)
稼働は2011年の秋。
このCSEXのお話をする前に、少しばかり違うゲームのことも混ぜながらお話がありますのでそちらから。



『アクアパッツァ』でも対戦による出会い




CXEXの稼働開始から遡ること数ヶ月前、『アクアパッツァ』という対戦格闘ゲームがアーケードで稼働。

新作ゲームということでとりあえず触ってみたゼクスは、近年では珍しい硬派な(その時の感想であって、実際やるとすんごい)感触を気に入り、ほんの少しブレイブルーを離れることになりました(離れる、と言ってもまったくやらないことはありませんでしたが)。

ゲーセンに行けばアロウンというキャラを使い対戦しまくり。
ブレイブルーの経験も相まってか、連勝することができて相当気持ちよくなっていました。
いわゆる、格ゲーにおける”勝ち方”というもの自然と身に着けていたんだと思います。
・ガードを崩すために、どういった攻防が必要か?
・無敵技を盾にして、相手にどう読み合いをしかけるか?
等です。

しかし、このゲームにおいてアロウンというのは弱小キャラであり、上位のキャラであるリアンノンとはお話にならないレベルの差があった。
今思い出しても苦い顔をしてしまうくらいの埋められないその差を、あまりにも面白くないと感じたからこのゲームを辞めた。というのは一つの理由でしかありません。
本質的に、アクアパッツァを辞めた理由は別に2つありました。

北海道格ゲープレイヤーで知らない人は基本居ないであろう、ゆうさんの“このみ”というキャラに還付なきまでボコボコにされたのが1つ目。
2つ目は、アロウン同キャラ戦の連敗。

ブレイブルー以外でも、マキシムには腕の立つプレイヤーが多く集まる場所として知られ、実力に自信があればある程そこで対戦したいという欲が生まれるのはゲーマーの性質。
アクアパッツァにおいてもスガイでそこそこ勝てていたゼクスアロウンが、どこまで対戦できるかというのを試しに行きました。

そこに居たのは、一人の高身長プレイヤー。
その人物と話をしたことはなかったけど、GAME41の大会に赤いハザマで参加していたプレイヤー、ということだけは知っていた。

アクアパッツァで使っていたのはゼクスと同じくアロウン。アシストこそ違うものの、同キャラ自信アリだったゼクスは意気揚々と乱入。
だが、やれどもやれども勝てない。
当時学生だったということもあり、お金を減らしすぎないためにも数回負けたら終了、という観点からあまり連コインすることは避けていた。

なんてことを普段考えているくせに、この日は他に誰も居なかったし、同キャラで負けたという悔しさから連コイン。

「勝った、ようやく勝った……」

勝ちをもぎ取った。2000円を犠牲にして。

同キャラで勝つのに野口英世を二人も葬らなければならなかった。
この事実が、ゼクスアロウンの最後を迎えるにあたり十分なファクターであったことは間違いない。
20回も挑まないと勝てない時点で、道一アロウンになることは厳しい。
もちろん、ブレイブルーの時のようにやり込めばその差を縮めることはできるのかもしれないが、このキャラに対してそこまで愛着が無かったゼクスは、とうとうアクアパッツァをプレイすることを辞めてしまった。

対戦が終わった後に挨拶しにいくと、彼はこう言った。

「いい昇龍だった。面白かったわ、またやろうね」

アクアパッツァによる、””との出会いが、今後の運命を分けることになる。
茫然自失で帰宅したゼクスが、知る良しも無い。



プレイヤー減少を目の当たりにし始めた時期




さて、話は戻りブレイブルーへ。
CSEXが稼働したその日は、いつものようにバイトの休みを取って朝から対戦を行った。
だが、その朝は想像していたような光景ではなかった。

誰も居ない。

これはこれで練習し放題なのだが、対戦が起きないレベルでガラッガラであった。
CS2の頃であれば、暇になることがないレベルでプレイヤーが居たのだが、誰も居なかった。
すぐに他の面々が現れたが、キョージュさんとジークさんくらいなもんで、見慣れた人しか来なかった。

稼働日の溢れんばかりに居るプレイヤーをなぎ倒すのが楽しいのに、その楽しみが無くなってしまった。

コンティニュアムシフトというバージョンが新しくなるだけで、完全新作じゃないと人は来ないのだろうか?もうブレイブルーに飽きてしまったんだろうか?

みんなしてこんな話をしていたわけだが、このバージョンが、ゼクスにとって大きな節目を迎える……。



次回、ぶるれぼ参加編!お楽しみに。



2023年12月4日月曜日

【PS/Steam】鳴海の部屋 年末大紅白戦2023 │ 12/29イベント






日時/ルール


【日時】
12/29(金)20時~
PS版~Steam版の順番で実施。
Steam版開始時間はPS版大会終了後になるため変動いたします。
PS版、Steam版どちらもご参加OKです!!

【参加登録フォーム】
・PS版→フォーム
・Steam版→フォーム

【ルール】
・段位順で調整します。紅白のチームはシャッフルで決定。
※段位はそのプラットフォーム最高段位。
・キャラクターは登録時のキャラのみです。
・このイベントはPS版、Steam版どちらも参加可能です。
なので、沢山のご参加お待ちしております!!!!!
・1p2pの取り決めは特に無いので入ってきた順。
・2連勝制限有り。
・ステージはColloseum Silentのみ。
ステージ間違えで進行し勝敗が決定した場合はその勝敗を有効とします。
初戦序盤で気づいた場合はルームに戻っていただきます。
・BGMはEndGazer,ランダム禁止といたします(大人の事情で)。
・対戦プレイヤーは各々生放送していてもオッケーですが、鳴海の部屋放送にコメントできる状態にはしておいていただけますと助かります。
・回線トラブルによる切断、機器の不調があった場合は再試合(状況再現無し)。
※2度連続して退室となってしまったプレイヤーはその試合敗北とさせていただきます。
・突然のトラブルにより主催者判断で大会進行するケースもございますので予めご了承下さい。
・ご質問は鳴海の部屋放送者、鳴海までお願いします。

 



#鳴海の部屋
#ブレイブルー
#BBCF

2023年11月27日月曜日

【PS/Steam】年末最後の段位無制限1on1ダブルエリミネーション杯2023 │ 12/23イベント






日時/ルール


【日時】
12/23(土)20時
PS版~Steam版の順番で実施。
Steam版開始時間はPS版大会終了後になるため変動いたします。
PS版、Steam版どちらもご参加OKです!!

【参加登録フォーム】
・PS版→トナメル
・Steam版→トナメル

【ルール】
・形式は1on1ダブルエリミネーション。
負けてもルーザーズサイドがあるため、戦いに負けてももう一度チャンスがあります!
・キャラクターは大会登録時のキャラのみです。
・このイベントはPS版、Steam版どちらも参加可能です。
なので、沢山のご参加お待ちしております!!!!!
・トーナメント表が上の方がプレイヤーマッチ部屋を作成お願いいたします。
※人数が少ない時は鳴海の部屋で全て執り行います!
・ラグ&ボタンチェックはグランドファイナルのみ。
・1p2pの取り決めは特に無いので入ってきた順。
・ステージはColloseum Silentのみ。
ステージ間違えで進行し勝敗が決定した場合はその勝敗を有効とします。
初戦序盤で気づいた場合はルームに戻っていただきます。
・BGMはEndGazer,ランダム禁止といたします(大人の事情で)。
・対戦プレイヤーは各々生放送していてもオッケーですが、鳴海の部屋放送にコメントできる状態にはしておいていただけますと助かります。
・回線トラブルによる切断、機器の不調があった場合は再試合(状況再現無し)。
※2度連続して退室となってしまったプレイヤーはその試合敗北とさせていただきます。
・突然のトラブルにより主催者判断で大会進行するケースもございますので予めご了承下さい。
・ご質問は鳴海の部屋放送者、鳴海までお願いします。

 



#鳴海の部屋
#ブレイブルー
#BBCF

2023年11月12日日曜日

【コラム】鳴海ブレイブルー史 part11 徐々に天狗になっている頃 │ Narumi's BlazBlue History



本記事は、別ブログで掲載していた内容をリライトして投稿する内容になります。
ただのローカルゲーセン事情や鳴海の成長記録(?)を思い出語りしている回なので、ラグナ使いもしくはマニアックな格ゲープレイヤーな方のみご覧下さい。

全部ノンフィクションで書いていきますが、記憶違いがあるかもしれませんのでそれはそれで……。



特に何も変哲のない一日の中で


当時のスガイで、ブレイブループレイヤーのトップを目指していたゼクスは、大会で優勝を経験したり、野試合をしても一日20連勝することが日課に近い状態になっており、完全に天狗状態であった。
イキリゼクス時代と呼んでも過言ではないこの時期。
この時に出会った男。それが後にチームを組むことになるバング使いのジークさんである。

ある日、マキシムで野試合をしていました。
スガイを拠点として腕を磨いていたが、たまにはマキシムで自分の実力がどれほど通用するのか確認の意味でも遊びに行くことも。
そこで、あまり見たことのないバング使いがCPU戦をしていたのです。
PSRは自分と同じくらい。(※当時PSR160ちょっとくらい。段位で言えば、赤段の22~23段くらい?である。それでちょっと強くなった気になっていたのだから、おめでたいもんである。)
バング使いはスガイにもおり、基本的に負けることが非常に少なかった。
そりゃもうバング戦自信ニキのラグナ使いとして、負けるはずがないと思っていましたよ。

コンボや立ち回りでは、
・6B、ハーデスを振れば大抵の相手には勝てるでしょ。
・たまに投げを混ぜるのが良い。
・無敵技当てろ!!!!!
というのが主軸の頃でした。
そりゃPSR160くらいですよね。

100円投入し、対戦がスタート。

が、

敗北

心の中で「は?そんなバカなはずあるか?」と思い対戦を再度しかけようとするも、当時の鳴海は近所のスーパーでバイトをしており、その日も夜からのお仕事があった。
とはいえ、負けず嫌いのゼクスラグナがここで引き下がるわけにもいかない。
ネシカをかざす時間すらも節約し、絶対に勝ってその場を去ってやろうと思っていたゼクスであったが、二度目の敗北。
普段はあまり味あうことのない妙な敗北感のまま、ゼクスはその場を立ち去った。
(※後日、本人から話を聞いてみると、「PSRを守りに来たこざかしいラグナ」だと思われていたらしい。当然である)

小物感を全力で出し切った男は、一つの大会に出ることを決めた。
それは、当時まだ開催されてた『闘劇』という全国大会であった。
(※アルカディアというアーケードゲーム冊子を刊行していた会社による全国規模の大会。この大会優勝を目指して何人のプレイヤーが練習に励んでいたかは、格ゲーの歴史的に見ても想像を絶するものがあった)

2011年の闘劇に選ばれていたブレイブルー大会であったが、レギュレーションはチーム戦ではなくシングル戦。
当時、地元では「大会やるならチーム戦の方が盛り上がる」という意見が多いこともあり、この大会に対してあまりモチベが上がらないという噂を聞きつつも、千歳のタイトーステーションで開催された予選へ足を運びました。

ゼクス的には「腕試しにはいいだろ」くらいな気分で参加。
もし、万が一もしも通ったら快挙なので、当然負けようという気はさらさらなかった。
だが、当時の千歳予選のレバーが非常に相性悪く(数人厳しいと言っていたが、それでも優勝者は卒なくコンボをこなしていたので語る資格が無い。)、一回戦で敗北。

帰ろうとすると、そこには帽子を被った全体的に黒の印象が強い男が居た。
マキシムで対戦したあのバング使いである。
ゼクスとしては、普段どこで対戦しているのかという情報収集を兼ねたスキンシップを取ってみることに。
まともに口を聞いたのは、この日が初めてとなる。
最近札幌に来ることになったとか、元々はギルティをやっていたとか、道中色んな話を聞いた。
初対面の人にもこうして気軽にトークをできる性格でよかったと思えた場面でもあった。

札幌に戻ってくると、普段対戦しているスガイへ。

大会を通じ、格ゲーを通じ、人との輪が繋がっていくことを楽しいと思えたのはこういうシーンに立ち会えていたからこそ。
この日から、このバング使いとの付き合いは長いものとなりました。

あまり長くならず、あっという間に去りしCS2


CS2は対戦回数で言えばかなりのものであったが、バージョンとしては長く続くことはなかった。
続いてのCSEXが登場するまでの間、スガイでジークバングと一生対戦している日ばかりが続きました。ここまでアーケードで同じプレイヤーと対戦する、というのは久しぶりなもので、大学の友人以来それ程までに対戦できる相手ができたのは本当に久しぶりでした。

CT編を読んでいただいた方にはおわかりかと思いますが、ゼクスラグナの知識というのは、基本的にしたらば掲示板か、ニコニコ動画にアップされる対戦動画からでした。
動画で見ているプレイヤーが目の前に現れるなんて思っているわけもなく。
いつもどおり普通に対戦していたら、見覚えのあるプレイヤーネームのラグナが入ってきたのです。それも、使っているカラーまでまったく同じ。

後に、五井へお邪魔する時大変お世話になったかきゅんさんが、札幌へ遊びに来ていたのです。
2,3戦をするうちに勝利すると、ひと目もはばからず大声で「やったああああ!!!!」と叫ぶ始末。(※かきゅんさん、その節は大変失礼いたしました)
その後は何度対戦するも敗北。
敗北するよりも、動画でいつも観ていたプレイヤーと対戦できるというだけでも自分としては非常に嬉しかったのを覚えています。
この感覚、たまに放送で言われる機会があり「あぁ、昔自分もこんな感じだったなぁ」とほのぼのしている裏話を置いときます。

対戦格闘ゲームでは同キャラという対戦があまり好まれないものですが、ゼクスは(鳴海になってからも)同キャラ戦がめちゃめちゃ好きです。
「三度の飯よりラグナ戦が好き」と放送で言っていた通り。

かきゅん氏もラグナを使っていたので、そりゃ叫びたくなるくらい嬉しかったんですよ、ええ。
そんな出来事があったり、スガイとマキシム、GAME41を往復しているうちに、今では遊ぶのが普通になった面々との出会いがあったりと、交流の幅が大きく変わっていた転換期のように思えます。

たまにλ使いと対戦する機会があったが、後にMTGでがっつり遊ぶことになる小戸野さんとの初対戦はこの頃だったはず。
厳密に言えばその前から対戦していたような気がしないでもないですが。
そしてスガイではハクメン使いのちめぴさんがブレイブルーをやり始めた時期でもありました。ほんと懐かしい。

短期間で次のバージョンが発表されたCS2ですが、次のバージョンでは更に過酷な体験をすることになります。



次回、CSEX編へ突入!

2023年11月1日水曜日

【コラム】鳴海ブレイブルー史 part10 やっと知った大会での”優勝” │ Narumi's BlazBlue History



本記事は、別ブログで掲載していた内容をリライトして投稿する内容になります。
ただのローカルゲーセン事情や鳴海の成長記録(?)を思い出語りしている回なので、ラグナ使いもしくはマニアックな格ゲープレイヤーな方のみご覧下さい。

全部ノンフィクションで書いていきますが、記憶違いがあるかもしれませんのでそれはそれで……。



ブレイブルーもついに3作目。
2010年12月、『ブレイブルー コンティニュアムシフトⅡ』が稼働。
スガイのトップを目指し、ラグナの練習を続けていたゼクスラグナにいよいよ転機が訪れる。


『ネシカ』の登場



新たなブレイブルーが稼働した当初、対戦格闘ゲーム界で初めての出来事が起きていた。
ネシカ』という、ネットワークを通じて戦績が残るサービスがスタート。

ゲームセンター側はこのゲームをダウンロード配信にて入手するため、いちいち基盤を購入するという行為が不要になった
地方にとっては非常にありがたいお話かと思いきや、甘い話だけで終わらないのが悲しいところ。
1クレジットに対して通信費が発生するため、昔のゲーム基板よりも薄利になってしまうというデメリットが生じてしまう。
これだけとは勿論言わないが、ネシカによる最新ゲームの稼働が常用化されることによって、閉店するゲームセンターが徐々に出てきたというのはまた別のお話にて。

ここからはプレイヤー視点。
ネシカがあることによってプレイヤー情報を保存することができ、プレイヤーネームが自由に設定できることになったのは非常に新鮮だと思えました。
このおかげで対戦相手の名前を覚えることが簡単にできるようになりましたし、大会に普段参加していない人も覚えられるというメリットがありました。
自由に称号も設定でき、後には公式大会に参加、もしくは優勝すると限定称号が貰えるようになったり。
ちょっとばかりの楽しさが、当時の我々にとっては非常に新鮮でした。

さて、CS2稼働日。この日は休みを取り、朝一番で対戦スタート。
ゲーセンの階段を朝から駆け上がり、新しいラグナに思いを馳せわくわくしながら100円入れたいと思いながら開店を待つというのはなんとも楽しいひとときでした。
早速対戦を開始。そこそこ実力のついたゼクスラグナは連勝に連勝を重ね、続々来る来訪者をなぎ倒していく。
倒せる相手が非常に多くなったことに感動しつつも、やはり成就したいのは大会優勝。
スガイでCS時代大会をやっても、優勝するのはGAME41で優勝するような面々ばかりで、自分が上位に行くことはできませんでした。
今度こそは、今度こそは……!と執念を燃やしていたゼクスがついに……!


来る某日。
日付は正確に覚えていないんですが、スガイにてシングル大会が開催された日。
この日対戦した面々で記憶にあるのは、たぴゅkさんのジンと卜全さんのヴァルケンハインなど。
スガイに常駐するレベルで対戦を行っていると、スガイに来る面々の顔は当然覚えていましたが、逆に大会でしか見ない人との対戦も、ネシカの導入によって簡単に覚えることができるように。
今では北海道勢の上位に位置するプレイヤーも、この頃はまだまだ実力向上の途中であり、ゼクスラグナのめんどくさい動きが簡単に通じる時代でもありました。
(※今じゃ簡単にあしらわれるので困ったもんです)

そんな彼らと対峙して大会でも勝ち続け、いよいよ夢にまで見た(文字通りの)悲願優勝達成!!!!!

夢の中程薄暗くはなかったですし、トロフィーも貰うことはなかったですが、”1人で大会に優勝する”ということだけで心の底から嬉しかったのを今でもはっきりと覚えています。
2009年の2月から始め、約2年で結果を出せたというのは遅いのか早いのかはよくわかりませんが、とにかくめちゃめちゃ嬉しかったのは事実です。

ですが、その余韻にずっと浸っていることはできません。
初めて参加したGAME41での優勝を志している以上、大会参加をここで止めることはできない。
次なる目標は、GAME41のシングル大会優勝!!

そう思って毎月大会に参加しようとするも、薄っすらと自分の中で”とある”心境の変化が起き始めていた。
それを上手くコントロールできていなかった自分が、今となってはただただ悔しさでしかないのですが。

今後参加する大会に関して語る上で必須な”あの”男のお話がいよいよ登場。



次回、”あの”忍者使い編。お見逃し無く。

2023年10月21日土曜日

【2on2大会】ブレイブルーNリーグα 段位限定2on2 │ 24時間生放送イベント





日時/ルール


【日時】
11/10(金)20時
PS版~Steam版の順番で実施。
Steam版開始時間はPS版大会終了後になるため変動いたします。
PS版、Steam版どちらも参加可能です!

【参加登録フォーム】
・PS版→トナメル
・Steam版→トナメル

【ルール】
・キャラクター固定の2on2形式。
・このイベントはPS版、Steam版どちらも参加可能です。
・段位は大会当日時点におけるアーケード、PS、Steamそれぞれのプラットフォームトータルでキャラを問わず最高段位が英雄までの方限定固定2on2チーム戦です。
段位帯が異なる場合はお断りさせていただきます。
・トーナメント表が上のチームがプレイヤーマッチ部屋を作成お願いいたします。
・チーム2名共に勝利したチームが勝ち上がりです。
※勝ち抜きではございませんので予めご認識お願いします。
・先方の申告はトナメルにてお願いします。
・2先のシングルエリミネーション形式。
・ラグ&ボタンチェックはなし。
・1p2pの取り決めは特に無いので入ってきた順。
・ステージはColloseum Silentのみ。
・BGMはEndGazer,ランダム禁止といたします(大人の事情で)。
・対戦プレイヤーは各々生放送していてもオッケーですが、鳴海の部屋放送にコメントできる状態にはしておいていただけますと助かります。
・本戦当日までに、最低一回(それ以上あると大変うれしいです!)は生放送をチームで実施いただき、タイトルに【鳴海の部屋 ブレイブルーリーグ練習配信】を入れてくれる方を基本参加要項とさせていただきます。
尚、どうしても厳しい場合は強制としません。ご協力いただける範囲でお願いいたします。
・回線トラブルによる切断、機器の不調があった場合は再試合(状況再現無し)。
※2度連続して退室となってしまったプレイヤーはその試合敗北とさせていただきます。
・突然のトラブルにより主催者判断で大会進行するケースもございますので予めご了承下さい。
・参加表明は当日19時まで。
・ご質問は鳴海の部屋放送者、鳴海までお願いします。

 



#鳴海の部屋
#ブレイブルー
#BBCF

2023年10月16日月曜日

【イベント】鳴海の部屋 24時間生放送2nd │ 大会・タイムテーブル


イラスト:8さん


日時/タイムテーブル

【日時】
11月10日(金)20時~11月11日(土)23時くらいまで
※途中休憩を挟みます。
※下記タイムテーブルは途中変更になる場合がございます。
※参加募集フォームは別日にお知らせいたします。

【タイムテーブル】
◆ブレイブルーNリーグα 20:00~23:00
・現時点最高段位英雄以下限定2on2。
・トーナメント形式。
・PS版~steam版どちらも開催。
・練習配信のタイトルに【鳴海の部屋ブレイブルーリーグ】を名前に出していただくことを了承いただける方。


◆居酒屋鳴海 今夜も眠れない特別編 23:00~05:00
・Steam&PSプレマ同時並行対戦会。
それぞれ最大8名部屋にします。
・配信仕様の都合上一旦5時〆。

◆喫茶なるみ ランチしながら雑談とキャラ攻略・トレモ会 12:00~13:00

◆オペレーション:N 13:00~15:00
・鳴海or冥王以上の方1名vs.赤段位の方5名。
・ラストの方は2ライフ制。
・1先なので、ターゲット側は一度でも負けたらチーム勝利。
・steam、PS、どちらかパーティが組めたらスタート。
・ディスコード繋いで通話しつつ対戦お願いします。
・鳴海が休憩したくなったら他の人に代わります。

◆ファイトクラブ24時間生放送特別編 15:00~18:00
・最大16組まで(いつもの2倍!)。
進行具合により増減有り。
・配信仕様の都合上一旦19時〆。

◆ブレイブルーNリーグチャンピオンシップ 19:00~
・2on2総当り。
・先着6組まで。
・現時点輝神~天帝のペアのみ参加可能。
・練習配信でタイトルに【鳴海の部屋ブレイブルーリーグ】を名前に出していただくことを了承いただける方。

◆グランドフィナーレ 大会終わり次第



以上のルール、設定等詳細は別日に告知いたします。

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#ブレイブルー
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2023年10月3日火曜日

【コラム】鳴海ブレイブルー史 part9 天と地の差を味わう │ Narumi's BlazBlue History



本記事は、別ブログで掲載していた内容をリライトして投稿する内容になります。
ただのローカルゲーセン事情や鳴海の成長記録(?)を思い出語りしている回なので、ラグナ使いもしくはマニアックな格ゲープレイヤーな方のみご覧下さい。

全部ノンフィクションで書いていきますが、記憶違いがあるかもしれませんのでそれはそれで……。



2010年7月。
満を持して発売された家庭用 『ブレイブルー コンティニュアムシフト』
昨年の年末大会以後、中々結果が振るわなかったゼクスラグナを強化する時が来た。




家庭用発売に伴い




家庭用を購入し、ストーリーモードを必死の形相で終わらせると(※CTより分岐は少ないが、何度もループして見せられるハザマのセリフの箇所には流石に堪えた…。)、ランクマに潜り必死に対戦。
実力を上げたこともあり、連勝数を次々と積み重ねていく。

ここから、プレイヤーの実力指数となる“PSR”が登場。
勝敗によって数値が変動するため、勝てば勝つほど上げることができました。
再びランクマに潜る日々が始まりましたが、ここで師匠と再び対峙することに。

自信満々で挑んだ対戦でしたが、その圧倒的な攻撃力と防御力の前に敗北。
やはり師匠、ブラッドカインのコンボは誰よりも高く、ゲージを使ったのにそのゲージを回収し、更にはその溜まったゲージで再びブラッドカインをするというレベルまで既に達していたので手も足も出ず。
少しは差が縮まったかな~と思ったら、ラグナそのものが強くなっていたこともあり余計に実力差を感じましたね。
この時のラグナを知らない方は、CS後期の対戦動画を覗いてみると面白いですよ。減りすぎですから。

ランクマのみならずプレマにも参加させていただき、いつも通り師匠に対戦をお願いし、がっつり対戦。その中でブラカイコンの基礎を学び、大会結果などを伝えたりしました。

すると、師匠からとんでもない話が。ちなみに、師匠はもっぱら家庭用ゲーマーでありアケにはあまり行かない人だったんですが……。

「実は九州一を決める大会がありまして、そこで優勝しました」
ゼクスは思わず叫びました。

ラグナは確かに強くなった。
だが、それ以上にライチとバングの壁は分厚く、アラクネという凶器も未だ健在。
内容を聞くに、決勝はラグナ、アラクネ、ライチの三つ巴戦だったという。
そんな中優勝する師匠……あまりにもかっこよすぎる。

興奮が冷めた後、一気に我に返った。 自分は、まだ何も成していない。

確かに昨年、ランダムチーム戦でありながらも優勝はした。 しかし、一人で優勝というのは一つとして無かった。
GAME41での優勝を一番に心掛けていたので、それを達成しないことには、師匠に追いつけないと思っていました。

ここで、予期せぬ災難が別の形で降り掛かってくることになるとは……。



家庭用シリーズ初のキャラ追加




タイムリリースキャラというのは前作でもありましたが(ハクメンとニュー)、家庭用からプレイアブルキャラクターが追加されたのは初めてのことでした。
令和のご時世では、家庭用でキャラクターが増えるなんていうのはなんも珍しくもないことですが、この頃はゲームセンターからではなく家庭用ゲーム機専用でアップデートが入るというのはかなりの大事でした。

そんな中で登場したマコトとヴァルケンハイン。
その力は、どちらも最凶そのもの。

アーケードでのランクで言えば、上からライチ・バング・ラグナが強キャラとされていました。
ですが、その3キャラを容易く超えてしまうレベルの強さがこの2キャラにはありました。
家庭用で必死に練習をしていた自分のラグナがこの凶悪な2キャラに敗北を味わう度に、愛しさも切なさも心強さも生まれなかった。
ただただ虚無。からの怒り。

「家庭用からの追加キャラだからってこんなに強くていいの!?」
などと叫んでいたわけですが、そんなことを言ったところでどうにもならないので再度虚無。

悔しさをバネに、大会で優勝することを目指してこの頃からスタートしたことは、ランクマだけではなく、プレマをするということでした。
特に、ボイスチャットを使ったプレマによる交流。
こういったことをCT時代では一切やったことが無かったため(なんか、会ったこともない人とプレマ部屋の閉鎖空間でお話するというのがなんか怖かったんですよねこの頃は……)、意見交換しながら対戦できるのは非常に面白い体験でした。

今で言えばDiscordを使って対戦をしている人が主に多いと思いますが、この頃はPS3のプレマ機能の一部をそのまま利用して対戦していました。

そんな中で出会ったプレイヤーの中で、まさかCFになってから出会うことになる人が居るとは夢にも思わず。
この”夢にも思わず”というワードがいつでも出てくるが、本当にここまで続けていると面白いことがたくさんあるもので、その楽しさを感じる度に「ブレイブルーをやっていてよかった」と思えるのです。

今後ご紹介するジークさんの師匠にあたる”ヴェルサス”さんや、現在ココノエを使っている当時ハクメン使いだった”やてん”さん、CFではマイ使いになった”ともれろ”さん(当時ジン使い)などなどの方々も、この頃のボイチャ対戦によって接点を持ちました。

ゲームセンターでの繋がり、ネット対戦での繋がり、それぞれに共通しているのは、”ブレイブルーで対戦したことがある”。
今後、こういった繋がりがどんどん大きなイベントへと続いていく。

その時は些細なことと思っていても、長い期間を置いてみれば、本当に大切なことだったと思えます。
対戦格闘ゲームは、長くやればやるほどいいことがあるものです。
勿論、その裏にある悔しさや難しさはついてきますが、その気持ちを味わってでも続ける価値があったなと、鳴海は思うのです。

ラグナの調整、更に膨らむ新たなプレイヤーとの出会い。
今後、まだまだお話していない、ゼクスと鳴海のお話を綴ってまいります。
それではまた、次回以降に。



次回、CS2編にて。



2023年9月21日木曜日

【コラム】鳴海ブレイブルー史 part8 最高にハイってやつ │ Narumi's BlazBlue History



本記事は、別ブログで掲載していた内容をリライトして投稿する内容になります。
ただのローカルゲーセン事情や鳴海の成長記録(?)を思い出語りしている回なので、ラグナ使いもしくはマニアックな格ゲープレイヤーな方のみご覧下さい。

全部ノンフィクションで書いていきますが、記憶違いがあるかもしれませんのでそれはそれで……。



新たなラグナの強さは何か?
それを引き出すためには何が必要なのか?
答えを求め、ひたすらにゲーセンでの戦いを続けていく中、一人のハザマ使いに出会う。



あのハザマに出会った日




対戦動画を見て強い所を盗む。
この行為は格ゲーを本気でやり込み始めた初期の頃には誰しも通る道だと思います。
ですが、探しても居ないキャラクターは残念ながらいるもので……。

例えばCS時期、レイチェルは極端な弱体化により絶滅したと言っても過言ではないレベルでした。
CTであれ程猛威を奮ったキャラクターも極度の性能低下を見せると、ここまで人が居なくなるのかと、ある意味で勉強になったものです。
もし自分がレイチェル使いだったら、参考にできるプレイヤーがおらず、ネットにアップされる対戦動画を今や遅しと待つしかありませんでした。
ですが、ラグナは溢れ返るように使っているプレイヤーが居たため、真似さえできればすぐに最適化することができました。

こういった側面で強くなっていったことを考えてみると、“自身で何かを見つけ出す力”に関しては人一倍遅くなった(もしくはその力を養うキッカケを得るのが遅くなった)要因とも考えられます。
自身で新しいものを見つけ出すことは、例えキャラ対策やプレイヤー対策が煮詰まったと思っても、別の人の視点を取り入れれば違った対策が生まれることもある。

そういった力が、対戦格闘ゲームにおいて非常に重要なファクターであるのは、歴戦の猛者を見ていれば周知の事実。
その思考と、対策を常に考え続けることのできるプレイヤーが身近に居たにも関わらず、この時期でそれに気づけなかったことは自分のことながら勿体なかったと思いますが後の祭り。

ある日のGAME41大会。 一人のハザマ使いが、野試合であらゆる者を蹂躙していた。
プレイヤーネームはのぜ。 後に、全国覇者となるハザマ使いですね。

スガイにもハザマ使いは数人居りましたが、ゼクスラグナは負けることこそあれど負け越すことは絶対になかった(という思い出補正。絶対負け越している時はあったと思いますが、それくらいの気概でした)。
しかし、この男のハザマは容易く倒せるものではなかったからこそ痛烈に印象付けられたわけです。
高いコンボダメージ、邪悪の極みであるウロボロスの派生。
CT時代の悪夢(ν-13)が復活しそうになるレベルで、のぜハザマは驚異に感じられました。
この頃、ゼクスラグナはまったくといっていい程勝ちをもぎ取ることはできない状況が続いていたのです。

しばらくの間このハザマに苦しめられることになりますが、逆に助けられるシーンも出てくるですから、対戦格闘ゲームを長く続けるということは面白くもあり不思議な展開になるなぁと。

ちなみに、この時抱いていたゼクスの心境は、”殺意”。



ついに訪れた瞬間




のぜハザマと対戦した衝撃からそう遠くない日。
年末頃に行われたマキシムヒーロー店のブレイブルー大会。
最初にランダム2on2を行い、その後は紅白戦。

なんと、一つのイベント参加者で70名を超えるという、今ではまったく考えられない規模の大会となっていました。
※遠征者は含まない。北海道勢のみ!!
CTから始めた人、ギルティの流れでブレイブルーをやっている人、CSからブレイブルーを知って始めた人、それぞれが一同に介して参加したイベントでした。

ランダム2on2なので、くじで相方が決まりチームを組む。
この時の相方は元々ギルティプレイヤーであるTADさんでした。
CT、CSでライチを使い、ここまでの作中でほぼほぼ勝ちを拾ったことが無い方とタッグを組むことに。
更にこの時のCSライチは群を抜いて最強クラス。
非常に強力になったラグナをも超える強キャラなのに、強いプレイヤーが使ったらそれはもう手がつけられないに決まっている。
そんなこんなで奇跡的にTADさんとチームを組めたゼクスラグナ。

途中経過は朧気なので、相手が誰だったのかまでは思い出せませんが、一回戦から決勝戦までの間、二人共一度も敗北することはなかったので、お荷物のまま終わることはなかったと思います。

準決勝の相手はキョージュカルル&のぜハザマ

「なんてことだ……もう終わりだ……」

当然そんなことを口にはしちゃいませんでしたが、のぜハザマが相手チームに居たことはゼクスにとってかなりの絶望感。
TADさんも「こりゃ無理ですね」なんて軽く笑って見せた。

初戦はキョージュカルル。たどたどしく使えるようになったブラッドカインコンボを決め、なんとか勝利。この時点で大分嬉しかったのだが、続いて出てくるのはのぜハザマ。
早稲田式のため、プレイヤーは交代しTADさんとのぜさんの対戦。

すると、「こりゃ無理ですね」と言っていたTADさんがあっさりと勝ってしまう。
恐るべし……。

強敵を超えた勢いのままに、そしてチームの強さも相まって、ゼクスラグナ、


対戦格闘ゲームの大会で初優勝!!!!!


チーム戦ですから相方さんの力が大きかったのは当然なのですが、やっぱり底なしに嬉しかったのを今でも覚えています。本当に嬉しかった。
ミウさんやあさひさんにも「おめでとうございます!」と言っていただけたことも、なんかこう自分のラグナを少しでも認めてもらえたんじゃないかっていう嬉しさもありましたし。
とにかく嬉しかった。多分TADさんに二、三回は握手を求めていたと思います。めちゃしつこいと思いつつ圧倒的感謝。

それだけじゃなく、優勝したことによって初めて声をかけてくれた人たちも居て、話せるプレイヤーさんの幅が大きくなりました。
あまりにも嬉しく、あまりにも楽しく、スガイで頑張ってきたことが実った瞬間かなーなどと思いつつ、最高な気分で帰宅したゼクスでした。
この時の興奮は未だに忘れられませんね。



はてさて、そんな中遠方に居る師匠はどうしているのかというと……。
更に高みへと登っているプレイヤー達との出会いが、ゼクスラグナに影響を与えることになる。



次回、CS家庭用編にてお会いしましょう。